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コラム
長崎「大浦天主堂」横に「キリシタン博物館」開館
2018年4月7日 公開 / 2020年12月28日更新
「大浦天主堂」は、2018年6月の「世界遺産」登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の中心的存在で、1864年に完成した現存する国内最古の国宝に指定されている「教会」です。
新設される「キリシタン博物館」は、敷地内にある「旧羅典神学校」と「旧長崎大司教館」を活用したもので、「キリシタン」に関する歴史的資料などが展示されるといいます。
「キリシタン博物館」のメインテーマは、「ワレラノムネ アナタノムネトオナジ」で、「大浦天主堂」が完成した翌年の1865年に、「長崎市」の「隠れキリシタン」が「天主堂」で信仰を告白した際の言葉だといいます。
展示品の目玉は、1622年に55人の「キリシタン」が処刑された「元和の大殉教」を描いた絵画で、他に、弾圧期に信仰対象となった「マリア観音像」や、キリシタン大名「高山右近」の書状、旧神学校を設計した「ド・ロ神父」の十字架などが展示されるといいます。
(讀賣新聞2018.04.02夕刊 抜粋)
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