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コラム
「アールヌーヴォー」の名建築「オルタ美術館」(ブリュッセル)訪問
2014年2月3日 公開 / 2020年12月28日更新
今年の初め、念願の「ブリュッセル」にある「オルタ美術館」を訪れることができました。開館は14時、一度に入場できる人数が限られ、財布以外の手荷物は一切持ち込み禁止という厳しい条件がついた建築物(美術館)です。
「ブリュッセル」(ベルギー)には「アールヌーヴォー」の巨匠、「ヴィクトル・オルタ」の設計による建築が多く残っています。
その内「タッセル邸」「ソルヴェイ邸」「ヴァン・エトヴェルド邸」そして現在「オルタ美術館」になっている「オルタ邸」の4つが世界遺産に登録されています。
いずれも19世紀から20世紀への芸術・思想・社会の変遷を映す「アールヌーヴォー」様式の極めて完成した建築的表現の例証として評価を受けています。
各邸宅は、「開放的な設計」「光の放射」「装飾曲線の建築構造への見事な統合」といった点に共通の特徴が見られます。
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所
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