会社不祥事を起こさないために　7　研修と教育

2009海上自衛隊2等海曹 のイージス艦秘密情報持ち出し事件は、秘密情報のうち軽度の「省秘」情報ではなく、高度の「特別防衛秘密」情報であり、日米相互防衛援助協定等に伴う秘密情報でしたが、自衛体内に隊員の私物のパソコン持ち込みを放任していた結果生じたものでした。
厳重な管理規則に、ルーズな運用、モラルの低下（Need　to　Knowの原則が無視されていた）が見られた事件であり、教育の必要性は大きいものと思われます。

会社のトップであっても、知らぬうちに法に違反する行動をすることがあり、自らが研修を受けうる環境を作ることも重要です。

注：海上自衛隊2等海曹 のイージス艦秘密情報持ち出し事件とは、警察が海上自衛隊2等海曹 の中国国籍の妻を出入国管理法違反容疑で調べた際押収した外付けHD内にイージス艦の情報が発見された事件