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小黒健二

足の健康を守る“足と靴のアドバイザー”

小黒健二(おぐろけんじ)

有限会社ロビンフット

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コラム

ファストファッション化する靴

ニュース雑感

2018年1月14日 / 2018年1月18日更新

2000年頃から勢いを増してきた「ファストファッション」。
「早くて安い」ファストフードさながらに、手頃な価格でお洒落を楽しめる安価な洋服の総称として定着してきました。


そうした服飾業界の流れを受け、靴も低価格でありながらデザイン性の高い靴の需要が大きく伸びて、販売数量は毎年微増傾向にあるのだそうです。
しかし、その一方では、靴自体の商品単価が下がり続け、靴市場全体では厳しい市況が続いていると言われています。

例えば、婦人靴は1万円を超えると売れ難いとされ、ネット販売の拡がりとともに5000円以下の価格帯の靴の販売数量が増加しているのだそうです。
その影響で、百貨店や専門店で販売される1万円台前半から2万円クラスの革靴の需要が低迷して、大手婦人靴問屋の廃業が続いているという現実があるようです。

1980年代の日本は、デザイナーズ&キャラクターズブランドに代表されるDCファッションが世を席巻して、マルイさんなどに人々が殺到したという時代を共に過ごしてきた者として、時代の変化の様相は隔世の感があります。


今やBIGIやNICOLEやCOMME CA DU MODEやPINK HOUSE等のDCブランドに変わり、ユニクロやZARAやH&MやGAP等の「ファストファッション」だらけですから・・・。

先日も、当相談室にご来店された高齢女性のお相手をさせて頂いた際に、履いていらっしゃった靴を手に取り、Lサイズと表示してあったのを見て驚きました。
靴のサイズ構成にまで「ファストファッション」の波が押し寄せ、高齢者にまで拡がっている現実が良く分かりました。

ある程度余裕のある年収で維持されていた中間所得層が崩壊し、富裕層との間の所得格差が広がるという時代となり、「ファストファッション」もそうした時代の要請で興隆してきたのでしょうね・・・。
ある意味、デフレ時代が未だに世界中で続いているという事なのでしょうか?

私たちの取り扱う「健康靴」は「ファストファッション」化する靴とは真逆のカテゴリーの靴だと思います。
そういう意味では、「早くて安い」という時代の要請とは相容れない性質のものかもしれませんが、量産や均質や効率では決して得られない価値を提供する商品であり技術であるという点を評価して頂くしかないのだと思います。

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