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小黒健二

足の健康を守る“足と靴のアドバイザー”

小黒健二(おぐろけんじ)

有限会社ロビンフット

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コラム

足の痛みと履きたいデザインの狭間に揺れる女性の気持ち・・・

足と靴

2015年3月30日 / 2018年11月15日更新

「素敵なパンプスが履きたい!」と思いながらも、足の痛みに悩み続けて未だに願いが叶わないという30代前半のキャリアウーマン。
オーダーメイドのパンプスを3足もご持参されてご来店されました。

足のカウンセリングの結果、中程度の外反母趾と足首が身体の内側に倒れ込む足首の回内、扁平足気味の土踏まず、開張足による足の裏のタコ等が確認されました。
早速、パンプスに最も近いデザインの健康靴に簡単なサポートを組み込んだテストシューズを履いて歩いて頂きました。

「わあ、痛くない・・・。歩くのが楽になった。」と嬉しそうです。
「でも、私の希望するデザインとは違うので・・・。」とも言われました。
「やっぱりヒールが5cm位はないと・・・。それにつま先が丸くてお洒落じゃないし・・・。」と残念そうでした。

「そうなんですよね。結論から言ってしまえば、パンプスとして要求されるデザインを重視すると足が痛くなるし、足に負担のない機能を重視するとデザインへの不満が高まるという矛盾した関係にあるんです。」と私。

「オーダーメイドで作ったパンプスも、お店で履いた時はピッタリだったのに、長時間履いていると痛くて脱ぎたくなってしまうんです。何度も手直ししてもらったのに、やっぱり痛いのは変わらないんです。お宅で何とかなるのだったらと思って持ってきたんですけど・・・。」と女性。

「うーん、パッドを入れ込んだり足当たりを緩和するクッション材も工夫してありますけど、やはりこれだけのヒール高とつま先のデザインでは根本的に無理がありますね・・・。」と私。

「やっぱり私の足がいけないんでしょうか?」と女性。

「結局、ヒールの高いパンプスを履き続けた結果、足の健康を失ってパンプスが痛くて履けない足になってしまったという事なんです。」と私。

「せっかく高いお金を払ってオーダーしたのに・・・。痛くて履けないなんてすごく悲しい・・・。」と女性。

デザインへの希望と足の痛みという現実の狭間に翻弄される女性は数多いと思いますが、両立できない現実をある程度理解してもらうしかないと思います。
そして、目的によって靴を履きかえるという工夫を取り入れて頂きたいと思います。

この女性の場合は、暫く考えてからまた連絡して下さるという事でした。

「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
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