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コラム

米国における中間所得層の没落で高まる不満は明日の日本の姿かも・・・

2016年11月4日

テーマ:ニュース雑感

コラムカテゴリ:くらし

経済のグローバル化で繁栄と富を謳歌していると思っていた米国。
ところが、現実には所得格差が拡大して中間所得層がどんどん没落しているのだそうです。
人口構成の中で最も多数を占めていた中間所得層の縮小は、同時に政治的な中間層の縮小も招いてしまったようです。
中間所得層の減少と共に噴き出しているのは、自分たちを中間所得層から没落させた既存の政治経済運営への不満です。
ある意味その不満の受け皿として、あれよあれよという間に大統領候補となってしまったのが、ドナルド・トランプ氏だとする見方があります。


既存の政治経済運営の推進者として現実路線を掲げるヒラリー・クリントン候補に対して、過激で極端な発言と無謀とも思える構想で現実の政治経済運営に対する強力な破壊者として、一定の支持を獲得しているドナルド・トランプ候補。
平均的な日本人から見れば、何であんな極端で差別的な考え方の大統領候補が支持を維持しているのかが分かり難いと思いますが、それほど米国の所得格差の拡大や中間所得層の没落が、その状況を生んだ既存の政治経済運営への大きな不満となって拡大している証しなのだと思います。

実は米国の今の状況は、明日の日本の状況かもしれません・・・。
日本でも所得格差の拡大が徐々に進行しているからです。
しかし、恐らく安倍政権の掲げる「アベノミクス」に僅かな望みを託して、我慢しながら頑張っているというのが現実なのではないでしょうか?
もしも「アベノミクス」が成果を上げられなかったとしたら、それまでの期待の裏返しによる不満が一気に爆発する可能性があるのです。
その時には、既存の政治経済運営に対する絶望と不信感で、極端な主張や意見が不満への捌け口や受け皿となって支持を得る事だって充分あり得ます。

なんだか世界の至る所で、極端な主張が支持される雰囲気が醸成されてきているようで、不安になってしまいます。

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