コラム
三重県からお越しの男性の健康靴
2011年10月30日 公開 / 2014年7月17日更新
下の写真は、5年目を迎えた三重県からお越しの男性にお作りした健康靴のかれこれ8回目にあたる修理後のものです。
この方は生まれながらの麻痺を抱えておられます。
かかとが地面に接しない「尖足」という障害の右足は、カカトよりもつま先の減りが激しいので頻繁に補修を繰り返しています。
当相談室で健康靴をお作りする以前は、スニーカーやカジュアルシューズのつま先に穴が開いてしまうと新品に買い換えるという事を繰り返しておられたようです。
靴底のカカト部分を高くしてあるのは、少しでもかかとが地面に接するように配慮したもので、足の前足部に掛かる負担を軽減するための加工です。
お仕事で東京に出てこられる機会を利用してお立ち寄りいただくのですが、靴をお預かりして修理が出来次第、宅急便でお送りしています。
5年前には目立っていた足裏の指の付け根やつま先に出来ていた角質やタコの状態も、だいぶ軽減されました。
5年間、御主人様の足元をサポートしてきた靴は、あと何回修理に耐えられるでしょうか? あと3年は大丈夫でしょうか・・・?
さあ、またご主人様の元にお帰りなさい・・・。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
関連するコラム
- 足の痛みと履きたいデザインの狭間に揺れる女性の気持ち・・・ 2015-03-30
- 中足骨骨頭痛(ちゅうそつこつこっとうつう) 2011-04-10
- 安全靴で外反母趾や内反小指になる? 2012-01-22
- 足と靴の川柳 2014-05-30
- 膝の痛みを助長する靴と外反母趾や扁平足を助長する靴 2013-02-10
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
小黒健二プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。