三重県からお越しの男性の健康靴

小黒健二

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テーマ:足と靴

下の写真は、5年目を迎えた三重県からお越しの男性にお作りした健康靴のかれこれ8回目にあたる修理後のものです。

この方は生まれながらの麻痺を抱えておられます。
かかとが地面に接しない「尖足」という障害の右足は、カカトよりもつま先の減りが激しいので頻繁に補修を繰り返しています。
当相談室で健康靴をお作りする以前は、スニーカーやカジュアルシューズのつま先に穴が開いてしまうと新品に買い換えるという事を繰り返しておられたようです。
靴底のカカト部分を高くしてあるのは、少しでもかかとが地面に接するように配慮したもので、足の前足部に掛かる負担を軽減するための加工です。

お仕事で東京に出てこられる機会を利用してお立ち寄りいただくのですが、靴をお預かりして修理が出来次第、宅急便でお送りしています。
5年前には目立っていた足裏の指の付け根やつま先に出来ていた角質やタコの状態も、だいぶ軽減されました。
5年間、御主人様の足元をサポートしてきた靴は、あと何回修理に耐えられるでしょうか? あと3年は大丈夫でしょうか・・・?
さあ、またご主人様の元にお帰りなさい・・・。

「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/

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小黒健二
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小黒健二(シューフィッター)

有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

小黒健二プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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