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大橋理宏

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大橋理宏(おおはしまさひろ) / 石工技能士

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コラム

前略 墓の中から 第1章を書いてみて 

2013年9月5日 公開 / 2020年8月25日更新

テーマ:故人の気持ちになってみた

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

コラムキーワード: 大谷石お墓

横須賀の平均的な納骨室(カロート)の内径は幅60センチ奥行80センチ高さは30センチ~倍の60センチほど。

地面を掘り下げてコンクリート基礎をうちそのうえに、カロートもあることが最近の作りでは多いです。
もちろん地下に掘っているところもあります。

その空間の中に骨壺のまま納めます。
高さが30センチの場合ですと、骨壺も直径21センチのものが主ですからサイコロの「5」のような入れ方をすると8つが入ります。60センチで単純に倍になります。

いっぱいになると骨壺からだし、内部の地面に撒きます。

話の中にあったように「虫」などはどこから入ったのか、不思議といます。

そしてその中のじめじめ感。

これは素材にもよりますが、コンクリートや御影石の内壁は結構結露します。

逆に多孔質な凝灰岩、うちでは以前カロートの壁には大谷石を使っていましたが、こちらの方が調湿効果は高いようです。

カロート内の環境は以前よりは格段にきれいに作っておりますが、どうしても土の部分をのこすのでいろんなことが起こっています。

また人間模様ですが、だれだれとは入りたくないという方もあれば、実家のお墓に入れてほしいなど、さまざまなケースがあります。

その辺の人間模様も含め次のストーリーを近々始めたいと思います

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