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北岡勇介

顧客の思いに寄り添い中古住宅の価値を見いだす不動産売却のプロ

北岡勇介(きたおかゆうすけ) / 宅地建物取引士

もっともっと不動産(有限会社レンテックス)

コラム

不動産価値が下がらない中古住宅のセオリー

2018年6月5日

テーマ:中古住宅

コラムカテゴリ:住宅・建物

住宅購入者のうち中古住宅を購入した方の割合は、2005年18%、2015年29%で、今後も流通数とともに増加することが予測されています。多くの中古物件の中からお気に入りの一軒を探すとき、どのような条件にこだわれば良いでしょうか?今回は、本当に価値ある家を見つけ出すための目利きポイント、資産価値の下がらない中古物件に着目したお話です。

駅近くの家、周辺施設の充実度に注目!

中古物件探しにおいて、広さや安さや程度の良さに気を取られるのは当然です。
しかし、一生の買い物と決断して購入した家も、転勤や子どもの独立などにより、住み替えなくてはいけない場合も出てきます。手放す家は“高く”売りたい!もしくは貸したいものですね!

そこでキーワードとなるのが、将来的な「不動産価値」です。いかに多くの人が住んでみたいと思う魅力的な家であり続けられるかどうかという点が重要になります。価値を長く見出せる家のポイントを見ていきましょう。

第一に、駅やバス停からの距離は不動産選びにおいて、大切な条件となるのは間違いありません。公共交通を自宅から徒歩何分で利用できるかは、不動産会社の査定でも重要視されています。車移動が中心の地方都市でも「徒歩10分以上は遠い」という意識が働き、子どもの通学などにマイナスのイメージを持たれます。

次に、暮らしやすい周辺環境も当然チェックされます。スーパーやコンビニまでの距離の近さ、医療機関や文化施設、公園のあるエリアは人気があります。線路や交通量の多い道路に近いなど騒音が気になる場所は避け、住みやすいとされる好感度の高い地域を選ぶ人は多いでしょう。

物語りが感じられる中古住宅、行き届いたメンテナンスにも注目!

たとえ古くても、見た目や住み心地のよさそうな雰囲気のある建物は有利です。管理やメンテナンスが行き届いていると、築年数にまさる良さが滲み出ることもあります。新耐震基準を満たしているかどうかはもちろん、省エネに配慮した断熱性、環境にやさしいエコな家も新しい視点と言えます。

購入前に、いずれ売るかもしれない、貸すかもしれないと、将来を見据えたマイホーム選びが賢明です。

この記事を書いたプロ

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