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コラム

関西初! 納骨室に水が入らないお墓 (3)富山の宮崎様とのご縁

防水構造を備えたお墓・墓石

2016年8月26日 / 2016年8月28日更新

以下のコラムからの続きです。
最初からご覧になってください。

(1)実は墓石の中は水浸し!?
(2)「こんなもの?」それで良いのか?


水が入らないお墓のきっかけは、お客様の声からでした

2013年の秋に、あるお客様から以下のお問い合わせを頂きました。


「この度、父親が亡くなりお墓の建立を考えているのだが、
以前、母方の親戚のお墓の納骨に立ち会った際に、
お墓の中に泥水が溜まり、お骨がプカプカと浮いているのを見たので、
絶対にカロート(納骨室)に水が入らないお墓を建てたい」という内容でした。

これまでのコラムにも書かせて頂きましたが、一般消費者の多くは、
まさか、お墓の中に水が入るなんて思ってもいないのです。

それを、いきなり前述のような光景を目の当たりにされたのですから、
水が入らないお墓を望むお気持ちは並大抵の強さではありません。

私自身も、お墓の中に水が入ることを知っておきながら、
関西方面の墓石の構造は、その昔から「こんなもの?」という、
安直な考えのもと、実際にこれといった対策を施すことなく、
これまで多くのお客様に販売してきたことを始めて気づかされました。

この様な問題で悩んでおられるお客様からの強いご要望に、
「何とかできないものか?」いや「何とかしよう!」と決心しました。


大切なお骨を水から守れる構造の墓石をつくろう!

関西方面では、その昔からお墓に水が入るのは仕方がない、
という考えですが、日本にはそうでない考えの地域もあるのです。


実際、富山県のある地域では、水が入るお墓は絶対にダメなのです。



▲富山県の水が入らないお墓の形



▲神戸型を含む関西方面の一般的なお墓の形

そのことは、富山県でお墓の無料相談サイトを主宰されている、
宮崎様がブログに書かれて知っていましたが、富山県と関西の墓石とでは、
全体の形も大きさも構造も納骨方法も天と地ほど異なるのです。

宮崎様は「お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン、
宮崎が正しいお墓の建て方を教えます」というサイトを開設され、
完全消費者目線でお墓の選び方を指南されていらっしゃいます。
(参照:http://ameblo.jp/marble-granite/

時には、石材店を一刀両断するような内容も書いておられますが、
消費者に対してはまぎれもなく「正義の味方」であることは事実です。

お問い合わせを頂いたお客様も、宮崎様のブログを見て、
カロートに水が入らない構造のお墓が実際にあることを知っておられました。

宮崎様とは、これまでも交流をさせて頂いておりました関係上、
この富山のお墓の構造を、関西のお墓に応用できないものかと、
ご相談やヒントを頂きながら試行錯誤の毎日が始まったのです。




私は30年ほど前に、違う業種からこの墓石業界に入ったのですが、
先ず最初に感じたことが、お墓の形がどれも同じであることでした。


違うのは石の種類と大きさくらいでしょうか…


当時、そこに疑問を抱き、お客様の好みに応じた自由なスタイルのお墓。
いわゆるオリジナルデザインの墓石の製作・販売を試みました。

今でこそ「デザイン墓石」として、全国に広く認知されていますが、
その当時の神戸には、そのようなスタイルのお墓は全く存在せず、
あるとしても、キリスト教徒の方の洋型墓石くらいのものでした。


もちろん、中国加工などはなく、全てが国内加工です!


デザイン墓石の販売を始めた頃は、同業者から色々なことを言われました。
そして、ブームになると、数えきれないほどのデザインを盗用されました。


それから長い年月を経て、また違った意味での新しいお墓への挑戦です。


前回は見た目のデザインでしたが、今回は構造面での挑戦となります。


「絶対に水を入れたくない」と言われたお客様の強いお気持ちを胸に抱き、
日本を代表する加工地の一つである、「庵治・牟礼」の同業者にも相談を重ね、
「これならば!」と思う内容の構造・設計案が出来上がったのですが、
無念にも、お客様から帰ってきた言葉は、なんと「NO!」だったのです。
             

               ~つづく~


◼防水構造を備えたお墓「信頼棺™」についてのお問い合わせはコチラまで
 http://www.daiichisekizai.com/

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