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コラム

関西初! 納骨室に水が入らないお墓 (2)「こんなもの?」それで良いのか?

防水構造を備えたお墓・墓石

2016年8月24日 / 2016年8月26日更新

以下のコラムからの続きです。
最初からご覧になってください。

(1)実は墓石の中は水浸し!?


お墓の中、それも大切なお骨を納めるところに水が溜まることは、
これまでも同業者の間で時々話題にのぼることがありました。

特に水はけの悪い墓地では、納骨室の中に溜まった水が抜けず、
大切なお骨が水の中でプカプカと浮いていることもあります。


地域ごとに異なるお墓のカロート(納骨室)の構造

日本全国には様々なお墓の形があり、その形や構造は、
地域ごとに異なることは、前回のコラムでもご説明しましたが、
お骨をお墓に納める方法に関しても地域ごとに違うのです。




骨壺の大きさ、納骨方法、カロート(納骨室)の場所など、
同じ日本国内のお墓とは思えないくらい地域ごとに異なるのです。




例えば、墓地の地上部に設けた納骨室に骨壺のまま納める場合などは、
外部からの水の浸入をある程度防ぐことが出来るでしょう。




ところが、私ども第一石材が店舗を構える兵庫県神戸市はもとより、
大阪、京都など関西地方の墓石カロート(納骨室)は墓石の下にあり、
墓地の地面と繋がっているという構造のお墓が一般的なのです。

これは「大地の自然から生まれ大地の自然に還る」という考えのもと、
墓石下部のカロート内と大地の土とが繋がった所にお骨を納めるのです。




関西方面での納骨方法の多くは、骨壺の状態で納骨するのではなく、
サラシの布でこしらえた骨袋にお骨を移し替えて納めるのが一般的です。

宗旨・宗派やご家族の意向により、骨壺のまま納めることもありますが、
その場合でも、カロート内の土の上に骨壺を置いて納骨をします。

地域によって、若干の構造の違いはあるかと思いますが、
全国的に見ても、このタイプのカロートの墓石が一般的かと思います。

そして、雨が降ったり、お墓参りの際に水を掛けたりするたびに、
どうしてもカロート内に水が入ってしまう構造になっているのです。


「こんなもの?」それで良いのでしょうか?

お墓をおつくりさせて頂く石材店の立場としては、
水が入ることを決して良いことだとは思っておりません。

しかし、何十年も前から「お墓の構造はこんなもの?」という、
悪しき固定概念から、特に防水対策を施すこともありませんでした。


お施主様自身も、自分のお墓に水が入るなんて思ってもいないでしょう。


お墓にお骨を納めた後には、カロートの入り口を目地止めします。
しかし、目地は永久ではありませんし、その他の箇所からも水は入ります。

実際は、お墓の中に水が入っても、カロートの底の土の部分から、
地面に抜けていきますので、中に溜まることはあまりありません。

しかし、仮に水が溜まらないとしても、ご先祖様が眠る場所に、
上からポタポタと水が入ってくることには変わりありません。


雨漏りのする家に住んでいるのと同じです。


ましてや、近年頻繁に起こるゲリラ豪雨ともなれば、
ポタポタどころの水の量では済まないかも分かりません。

最終的には、お墓に入った水は抜けるかも分かりませんが、
一時はカロート内に水が溜まった状態になっていることも考えられます。

カロート内に水が溜まると、骨壺にて納骨をしていても、
骨壺がひっくり返り、中のお骨が外に散乱してしまいます。


実際、このような状態を、私自身、目にしたこともあります。


「お骨が自然に還るにはある程度の水は必要」という考えもありますが、
今となっては、やはりお墓に水が入ることを良いとは思えません。


このコラムを読んでくださっている皆様も一度想像してみてください。


あなたの大切なご家族やご先祖様のお骨が水浸しになっているのを…
             

               ~つづく~


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