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若山誠治

素材を生かした木の家から数寄屋建築まで、エコデザインのプロ

若山誠治(わかやませいじ) / 一級建築士

株式会社若山建築事務所 一級建築事務所 雨楽

コラム

見学会 ありがとうございました。

2012年6月2日 公開 / 2014年7月18日更新

テーマ:エコデザイン

コラムカテゴリ:住宅・建物

外観
見学会には御来場ありがとうございました。

OBのお客様も多数お出でいただき本当にうれしく、楽しい思いもさせていただきました。

応援してくれる人たちがいらっしゃること、心強く、本当にうれしく思います。



塀1
ON様の塀。

塀2
OT様の塀。

外部の塀や植木ガレージのデザイン。

すべて初期の計画時に全体設計しています。

そのすべてが整ったときにが完成ということになります。

塀や植木にはちゃんと訳があって、機能があたえられているのです。


窓1
ON様の室内から見た道路の面した庭。

外からの目線を意識しないで窓を開放して暮らせます。

窓2
OT様の室内から道路を見た写真。

この土間が道路に面しながらとても落ち着く空間だということがお伝えできているでしょうか。

土間は玄関であり、応接の場であり、広縁であり、夏の日の風の通り道であり、

冬の日の日向ぼっこの場所であり、雨の日の子供の遊び場であり、自転車置き場であり、

くつろぎの居間の一部でもあり、

ぼうっと道行く人たちをながめる癒しの空間でもあるのです。

多目的空間としての土間なんです。


どうですか。

塀の機能お伝えできたでしょうか。

窓は開けてくれせなければ、あんまり意味がないんです。

窓はあっても、人の視線が気になって開けられないことが多いのではありませんか。

視線を遮蔽する工夫があって、はじめて大開口大解放の家が実現するのです。

風通しのよい気持ちの良い家を造る時のとても大切な設計上の配慮です。

家のデザインも機能も、外構工事も含めての全体計画があって、はじめて生きてくるのです。


エコデザイン、パッシブデザインの一端、お伝えできたでしょうか。

この記事を書いたプロ

若山誠治

素材を生かした木の家から数寄屋建築まで、エコデザインのプロ

若山誠治(株式会社若山建築事務所 一級建築事務所 雨楽)

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