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コラム

持運ぶパソコン、端末にはトラブル集中! 衝撃、3つの事実

機器と端末の管理と保守

2015年1月21日 / 2017年9月5日更新

●最近ではビジネスだけでなく、日常生活でもパソコンやタブレットなどを持ち歩く習慣になっている人が増えています。

●私のこれまでのサポート事例では、いつも持ち運んでいるパソコンほど傷み易く、機械的故障やトラブルが多い傾向にあります。

●その理由は、やはり移動時の振動や衝撃といったものが原因なのですが、ではなぜ、振動や衝撃がパソコンにとって問題なのか、サポート事例からも判明している事実を元に解説してみたいと思います。

1.振動、衝撃は思っている以上に大きい

●通常、持ち運びの際には専用のケースやバッグなどに入れますので、多少の振動や衝撃からはある程度守ってくれるのですが、それにも限度というものがあります。

●自分ではやさしく置いたつもりでも、結構な衝撃になっている場合や、知らない間にどこかにぶつかって衝撃が加わってしまう場合があります。しかし、衝突による衝撃は意外と大変なことなのです。これを作用反作用という物理の法則で考えてみます。

●例えば、固く動かないコンクリート面に本体がぶつかった瞬間、ぶつかる物(質量)の持つスピードというのはそこで一旦完全に「ゼロ」になります。その速度エネルギーは一瞬でゼロになるわけですが、エネルギー保存の法則で瞬間に運動エネルギーとなって一旦硬いコンクリートに伝わります。しかしコンクリートは硬いので、そのエネルギーのほとんど全部がその瞬間に、反作用としてぶつかった本体が受けることになってしまいます。その結果としてエネルギーは本体の破損や変形という仕事量のエネルギーになって伝わってきてしまうのです。



衝撃を受けることで考えられるダメージは
○外装の破損、変形
○外装の破損で内部回路などが巻き込まれ破損。
○HDDの故障
などがあげられます。

●また、振動はダメージとはあまり関係ないようなイメージからか、そんなに意識している人は少ないと思いますが、繰り返される振動ほど怖いものはありません。

●一度の衝撃よりも繰り返し与えられる振動のほうが、ダメージが大きい場合があるからです。

繰り返しの振動が及ぼすトラブルとしては
○ねじや接合部の緩み(液晶のヒンジなど)
○基盤マウント部の亀裂
○磨耗や摩擦による変形、接触不良、断線など

以上のように繰り返し振動を受けることで、一回の強烈な衝撃と同等以上の悪影響に及ぶことがあります。

2.格納、保管方法に問題が有る

●コネクタやケーブル、デバイスを本体に挿したままバッグやケースに格納して持ち運ぶと、移動中の振動や荷重の集中などでバッグの中といえどもコネクタや端子などを痛めたり破損させたりすることがあります。電源コネクタやUSB無線子機、無線マウスアダプタなどの突起物は挿したままではなく取り外して保管、持運びをしてください。


※コネクタ類は必ず抜いて格納する

●バッグやケース内に充電器やマウスなどを本体と一緒に押し込んでしまうと、 端末本体の一部に応力集中を与えることになったり、 振動などで本体と接触している部分が磨耗し、塗装がはがれたり、変形や亀裂が入ることもあります。

●バッグやケースが小さすぎるとギュウギュウに詰め込むことで無理をし、本体に思わぬ圧力がかかってしまいます。それに、ある程度のクリアランスが無いと、衝撃を受けた際のダメージがダイレクトに本体へ伝わってしまいます。特にケース、バッグの素材が薄いとこの傾向に拍車がかかります。

●逆にケースやバッグが大きすぎても中で格納物が踊ってしまい、まるで振動・衝撃発生装置のようになってしまうこともあるようです。これではバッグに入れた意味がありません。「キャリーバッグ」の選択がいい加減なこともトラブルの元です。

●ケースやバッグの大きさ、材質にも気を配ることでトラブル回避が可能になりますので、格安品に飛びつく前に熟考しましょう。



3.自分の手から離れる場合の危険性

●航空機に乗る際やまとめて荷物を宅配便に任せる場合など、パソコンを荷物として取り扱ってもらう際には、上記2つの項目全部が当てはまる事態が想定されます。



●自分の手から離れたものがどんな扱いを受けているかはあまり考えたくないのですが、少なくともある程度の過酷な扱いにも耐えられるような格納、保管、梱包方法を行っておくべきです。

●また、航空機の手荷物で持ち込んだ際に、後からやってきた乗客が天井収納に先に入れていたパソコンバッグの上にぐいぐいと手荷物を押し込んでくることがあります。

●こういうことにならないように、自分の手から離れる場合の危険性も十分意識しておきましょう。

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