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高塚哲治

欠陥住宅問題を解決し良質な建築の創造へ導くプロ

高塚哲治(たかつかてつじ)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

コラム

「欠陥マンション」(東京・青山)発覚:【建築プロセスの最適化】の重要性

欠陥住宅

2014年2月25日 / 2018年8月15日更新

 「三菱地所レジデンス」が販売していた東京・青山の高級マンション「ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町」に工事の不具合が見つかり、同社は契約者への引き渡しを断念して、販売を中止しました。「三菱地所」は施工した「鹿島」に損失を請求する方針を明らかにしています。
 昨年12月にネット掲示板に不具合に関する書き込みがあり、調査した結果、「壁」や「床」にあける配管用「貫通孔」(スリーブ)が施工されていなかったり、位置が間違っていたりする欠陥が判明した模様です。 
 3月20日に予定していた引き渡し日を4~5ヶ月延期することも検討したようですが、新たに「梁」にも問題が見つかり、是正には長期間を要し、引き渡しが1年以上遅れることから最終的に引き渡しを判断したようです。
 同社は「責任をもって引き渡しできない」として、契約者に対しては合意解約を要請し、協議を進めているようです。販売された86戸のうち83戸が契約済みといいます。
 このマンションの施工を請け負ったのは「鹿島」で、機械設備工事の協力会社は「関電工」、電気設備工事の協力会社は「浜野電設」です。
 マンションの販売価格は、最高3億5000万円、最多価格帯1億4000万円台で、都心のフラッグシップマンション「ザ・パークハウス グラン」シリーズの第1弾として売り出されたものです。
 建築の欠陥は、建築物の大小や、かかわる会社の大小に関係なく発生します。手間はかかりますが【建築のプロセスを最適化】することにより「リスク」を大幅に改善することができます。








《日経ビジネス2014.02.24》

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