Mybestpro Members

菊池捷男プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

2021/06/15 ロータリーのいう「職業奉仕」と解雇法理

菊池捷男

菊池捷男

テーマ:菊池捷男のガバナー日記

2021/06/15 ロータリーのいう「職業奉仕」と解雇法理

ロータリーのいう「職業奉仕」は、高い倫理をもって職業を行うこと、そこには、真実・公正・好意・誠実などが求められること、逆にいうと、虚偽・隠蔽・違法・不正はしないことが求められる。

この理は、実は、ロータリアンだけでなく、労働者にも求められる。
本日、「試用期間中の解雇と普通解雇の違い」について解説したのは、その説明の下準備として書いたものだが、企業の中途採用などで雇用された従業員には、多くの場合、試用期間が設けられる。
それは、雇用する側が、その労働者につき、雇い入れた後の「調査や観察に基づく最終的決定を留保する趣旨」でなされるのである。
①経歴を詐称して採用された者、②会社側に事前に知られていたら到底採用されないような重要事実を隠蔽していた者などは、試用期間満了までなら、解雇できるのだ。ただし、これができるのは、使用期間内だけだ。
試用期間が経過するまでの間、勤務できれば、勤務できたという事実が評価され、それ以後の解雇は難しくなるが・・・。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

菊池捷男
専門家

菊池捷男(弁護士)

弁護士法人菊池綜合法律事務所

迅速(相談要請があれば原則その日の内に相談可能)、的確、丁寧(法律相談の回答は、文献や裁判例の裏付けを添付)に、相談者の立場でアドバイス

菊池捷男プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

法律相談で悩み解決に導くプロ

菊池捷男プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼