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2021/06/14 現代版「職業奉仕」の一つ、企業の脱炭素への要求、さらに増大

2021年6月14日

テーマ:菊池捷男のガバナー日記

コラムカテゴリ:法律関連

2021/06/14 現代版「職業奉仕」の一つ、企業の脱炭素への要求、さらに増大

ロータリーの重要な価値観である「職業奉仕」は、たんに職業倫理が高いというだけではなく、政策課題も高いものにすることが求められているはず。
その政策課題の一つに、カーボンゼロがある。要は、脱炭素だ。

本日付日経新聞夕刊によれば、機関投資家の上場会社に対する脱炭素の要求が一段と増大してきているのが分かる。
しかし、同社の調査では、日本の上場会社の取り組みは、欧米に比べ、遅れているもようだ。

米資産運用最大の機関投資家であるブラックロックは、脱酸素への活動が不十分と評価した投資先企業については、株主総会で会社側の取締役選任議案に反対したり、環境対応を求める株主提案に賛成したりし始めているという。

昨日は、社外取締役への要求のことを書いたが、今日は脱炭素への要求だ。
日本の企業もそうとうに頑張っているようだが、さらに一段とガンバレ!
これから始まる、今年の定時株主総会。
目を離せない。

この記事を書いたプロ

菊池捷男

法律相談で悩み解決に導くプロ

菊池捷男(弁護士法人菊池綜合法律事務所)

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