2021/06/11 独立社外取締役に問われる四つのテストと、五つ目のテスト
2021/05/09 スマート
昨日は、イソ弁が “あく抜け” してきたことを書いたが、よく考えて見ると、事件処理も実に “スマート” になってきた。
一つは、事件の依頼者に対するときだけでなく、相手方に対しても、まことに丁重な書面を書いていることだ。
相手方が誤解していて、そのため事件化しそうになった案件では、このような代理人弁護士の丁重な態度による、実に丁寧な説明(エビデンスに基づく)は、事件化をそうとう減らす効果がある。
私など、弁護士になったばかりの時代は、弁護士は、法廷にまで、激しい争いを演ずることが多かった。
その時代のことを考えると、今昔の感がわく。
しかし、これは時代のせいではあるまい。
弁護士一般が、変わってきたのかもしれない。
野武士の大将が、紳士になるほどの変化なのかもしれない。
あるいは、我がイソ弁諸君、諸嬢の “習い、性” となった特質なのか?
いずれにせよ、感嘆、感嘆。