コラム
2021/05/08 あく抜け
2021年5月8日
2021/05/08 あく抜け
今日は土曜日だが、わが法律事務所は休みではない。
ごく少数の弁護士と事務員一人が出勤してくれている。
私も、時間が許す限り出勤することにしているので、事務所に出ている。
今年度は、私がガバナーをしているせいで、若い5名の弁護士の負担がそうとう大きくなっているはずだが、彼らは、不平を言わないだけでなく、以前に比べ、日々力を付け、全員が全員、職人の技を身に付けてきている。
文章が際立ってよくなっているのだ。
法令や判例の調査等をきっちりしているからだ。
それだけでない。
私の事務所は、会社や法人の法律顧問業務が多いが、その仕事は急ぐことが多い。
彼らが、仕事の注文があれば、24時間以内に成果を届けるという基本を守っているのだから感心する。
昨日は一人の弁護士の成果物(調査研究の成果)を褒め、今日は別の弁護士の成果物に感嘆の声を発し、すぐ事務所内の内線電話をかけて、その弁護士に、思わず、“見事だ。完全にあく抜けしたな”と声をかけた。
思わず口から出た“あく抜け”という言葉だが、私の気持ちは伝わったようだ。
これら若い弁護士の“あく抜け”は、私がガバナーになったことに対する、天から与えられたご褒美だと受け取った。
関連するコラム
- 2021/02/13 2021/02/14 2021-02-15
- 2020/10/04 「七歩の詩」の意味の補足 2020-10-04
- 2020/08/11 (改訂)地区大会実行委員会と、我が文章への注文 2020-08-11
- 2020/07/19 眼識高い岡山県人を、難しい人と言うなかれ 2020-07-19
- 2021/01/26 孫子の教えは経験則とその有効性なり 2021-01-26
コラムのテーマ一覧
- 時々のメモ
- コーポレートガバナンス改革
- 企業法務の勘所
- 宅建業法
- 法令満作
- コラム50選
- コロナ禍と企業法務
- 菊池捷男のガバナー日記
- 令和時代の相続法
- 改正相続法の解説
- 相続(その他篇)
- 相続(遺言篇)
- 相続(相続税篇)
- 相続(相続放棄篇)
- 相続(遺産分割篇)
- 相続(遺留分篇)
- 会社法講義
- イラストによる相続法
- 菊池と後藤の会社法
- 会社関係法
- 相続判例法理
- 事業の承継
- 不動産法(売買編まとめ)
- 不動産法(賃貸借編)
- マンション
- 債権法改正と契約実務
- 諺にして学ぶ法
- その他
- 遺言執行者の権限の明確化
- 公用文用語
- 法令用語
- 危機管理
- 大切にしたいもの
- 歴史と偉人と言葉
- 契約書
- 民法雑学
- 民法と税法
- 商取引
- 地方行政
- 建築
- 労働
- 離婚
- 著作権
- 不動産
- 交通事故
- 相続相談
カテゴリから記事を探す
菊池捷男プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。