2020/07/26 16:03 鳩首凝議するも成果なしは、恥辱なり
2020/10/28 B 高梁RC公式訪問記
このクラブは、私が所属する岡山西RCを、スポンサークラブとして、1973年に創立した名門クラブだ。
このクラブの名門たる所以は、1998年に第8代会長の圓山興一さんが、私費を投じてカンボジアで小学校(圓山小学校)を建て、以後、連年、カンボジアの学童のための支援を継続しているところにある。
この業績が評価されて、2002年には、RIより 世界社会奉仕(World Community Service・・・WCS)資金の対象事業に認められ、5年間補助金を受けることになったが、驚嘆すべきは、高梁RCは、圓山小学校を建て後、それだけでは解決のつかない問題を見いだし、それら新たに発見した問題にも、次々とかかわり、支援を継続し、かつ拡大させてきていることだ。
その一つに里親制度がある。
カンボジアには、内線や病気などにより親を失い、あるいは貧困ゆえに、学校に行けない子供が多数いるが、その子らのために、里親になって教育資金を援助する仕組みを作ったのだ。
この制度をつくった当初は、高梁RCから21名・新見RCから1名の、2年目の1999年には高梁RCから37名・新見RCから16名の里親が生まれたが、その後、里親は他クラブからも多数生まれている。
10月18日にあった当地区の地区大会では、高梁RCの里親制度の、現在の中心的な活動家である仲田永造さんに、そのカンボジア愛を評価して、「地区ガバナー・ユニークロータリアン賞」を授与させていただいた。
なお、高梁RCの奉仕活動はカンボジアだけではなく、多数あるが、紙数の関係で、その記述は省略する。
会員数は、2020年現在、35名と少ないが、今年はじめて花が一輪入会された。
やがて大輪を咲かせるであろう、この花に、祝意を表したい。