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2020/08/07 (改定)DLPとCLP

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テーマ:菊池捷男のガバナー日記

2020/08/07 DLPとCLP

これまで十数のロータリークラブの会長さんとお話しをした。
その中で、ロータリーが薦めるクラブ運営の、組織の変更を含む方法論(CLPのこと)を、金科玉条のように思われていた方がおられた。
金科玉条とは、黄金や珠玉のように大切にするものから転じて、人が絶対的なよりどころとして守るべき法律や規則のことをいう。
しかし、ロータリーが推奨するものの全てが金科玉条ではない。
例えば、DLPは、地区が守るべき義務のある組織論であるので金科玉条というべきものである(2000‐01年度のRI理事会決定により、世界の全地区が採用しなければならないことになった)が、CLPはそうではない。

なお、DLPにつては、他の地区のホームページに以下のように記載があったので、引用しておく。

DLP導入の目的は、
○地区は各クラブに対して迅速な、且つ懇切丁寧な支援を行なう。
o地区内に十分な研修を受けた多くの人材を養成する。
oガバナ-候補者の裾野を広げる。
o財団プログラムや地区活動プログラムへの参加者を広める。
o地区内のコミュニケーションを円滑にし、地区組織を効果的に機能させる。
oガバナ-が地区の重要な事項に取り組める時間を増やす。
o地区組織
o 地区は、①ガバナー補佐、②地区研修リーダ-、③地区委員会の三つの組織を設ける。
o地区研修リーダーは、毎年度、ガバナー年度が始まる前に、地区チーム研修セミナー、会長エレクト研修セミナー(PETS)、地区協議会、地区会員増強セミナー、地区ロータリー財団セミナーを開く。

 一方、CLP(クラブリーダーシップ)は、個々のロータリークラブを対象にしたもので、導入するかどうかは任意とされたことと、CLPは「クラブ組織と活動の簡略化」と捉えているクラブが多く、導入していないクラブも多いようだ。私の所属するクラブは、会員数の多いクラブには向かないとの意見が多く、導入していない。

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