従業員との間の競業避止契約は、代償措置がとられていないと、無効
学者さまと弁護士 その2
昨日のコラムに書いた出来事(金融法務や企業法務の勉強会を始めることになったこと)があった日の翌日のことです。
後藤紀一弁護士のもとへ、広島大学の現役の教授さまが、表敬訪問に来られました。そこで、私を加えた3名で、その学者さまの専門分野のことを語り始め、後藤弁護士の専門分野にも及ぶなどしたのですが、なにせ学者さまがたの蘊蓄たるや、浅いものではなく深淵の深さにあり、また、面白く、私の心は、まさに魅せられたる魂です。
私の事務所も、結構、その日来られた学者さまの専門分野の仕事は多く、これまでの経験したこと、現在の訴訟での争点、判例の存在などについてまでも話題が広がり、時間の経つのも忘れるほどとなりました。
やがて、昼近くになり、場所を岡山地方裁判所の食堂へ移し、食べながら語り、また、事務所へ帰って語るということを続けたものですが、いや、後藤弁護士のわが事務所への加入が、これほどの人脈の広がりを得ることになるとは・・・
生きていることは、たいへん面白うございます。