公用文用語 もと(「下」と「元」と「基」)の使い分け
文科省の「用字・用語の表記例」(平成23年3月31日付け内閣告示)では、次の語は、○が正しい表記、(参)も正しい表記、×は間違った表記とされています。
○うなずく ×うなづく
○片付く (参)かたづく
○気付く (参)気づく
○親戚づきあい
○ずつ(一つずつ) ×づつ
○つづる ×綴る
○つまずく ×つまづく
○基づく (経験に基づく)
「づ」と「ず」の使い方は、次のようになります。
すなわち、「ず」と書く語は、「うなずく」と「ずつ(用例「一つずつ」)」と「つまずく」の3語で、
「づ」と書く語は、「かたづく」、「気づく」、「親戚づきあい」、「つづる」、「基づく」の5語になっています。
「ず」と「づ」の使い分けの基準は書かれていません。