まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ岡山
菊池捷男

法律相談で悩み解決に導くプロ

菊池捷男(きくちとしお)

弁護士法人菊池綜合法律事務所

コラム

契約知識15 横書き条例の書き方と,法律(縦書き)を横書きにした書き方

契約書

2016年3月17日

2014年1月6日付けのコラム「契約知識15」の「契約書の記載事項⑵」の契約書の書き方は,横書きの条例(例えば,兵庫県県民ボランタリー活動の促進に関する条例)に倣った書き方をしたのですが,法律(縦書き)を横書きにした書き方をすれば,下記のようになります。

その違いは,横書き条例の場合は,見出しや,項番号の後に1字句を空けて(■),文を書き始めますが,法律はこれらを空けていないことです。

以下は,法律を横書きに書いたのと同じ書き方の説明です。

・契約書の内容は、通常、「条」と「項」と「号」に分けて書かれます。
・「条」と「条」はそれぞれ独立した文ですが、「項」は、1つの文(条)を分割して書く場合に設けられます。したがって、条が1つの文で完結する場合は「項」は設けられません。そのため、項のない条の文は1つです。
・「項」は「条」を分割して書くときに設けられますので、項がある条の項は最低2つあることになります。この場合、最初の項は第1項になりますが、項番号の「1」は書かないことになっています。
・見出し
条には、多くの場合、見出しを書いています。見出しはかっこ書きで書かれますが、行の最初から書きます。複数の条の見出しが同じ文になる場合は、最初の条に見出しを書くだけで、後の条には見出しを書きません。この場合の見出しは「共通見出し」といわれます。
・契約書の本文を書く位置
本文は,行の最初に第何条と書き,その後、一文字空けて書き始めます。下記の参考契約書式に書いた■は空白部分を意味します。
・次の行は最初の1文字を空け2文字目から書きます。
・条を項に分けたときの第1項も、項に分けない場合の条の書き方と同じです。
・条を項に分けたときの第2項以下の項番号は、行の最初の文字から2、3・・・と書き(1の項番号は書かない)、文は項番号の後すぐに書かれます。次の行は最初の1文字は空け2文字目から書かれます。
・「条」又は「項」の中に「号」を設ける場合、号の番号は(1)(2)(3)を用い、その位置は第二文字目から(項番号より1文字右)になります。号は、例えば期限の喪失約款における期限の喪失事由にように、同じような性質をもつものを列挙するときに書くものです。
なお、号を書く場合の、本文の部分は「柱書」(はしらがき)といいます。
・条又は項の文が,本文と「ただし書」の2文からなるものがあります。ただし書は,改行しないで書くことになっています。

【参考 法律を横書きにしたのと同じ,契約書の書き方】
(目的)・・・・・・・・・・・「見出しは,行の最初から括弧書きで書く。
第1条■・・・・・・・・・・1行目の本文は「条」の文字の後、1字空けて書き始める。
■・・・・・・・・・・・・ 2行目以下は最初の1字を空けて書く。
(・・・)
第2条■・・・・・・・・・・・
■・・・・・・・・・・・・・
2・・・・・・・・・   2項以下の項の文は行の最初に項番号を書き,その直後から書き始める。
(・・・)
第3条■・・・・・・・・・ 柱書
■・・・・・・・
■(1)■・・・・・・・・ 号番号は行の最初の1字を空けて2字目に書く。本文は1文字空けて書く。
■(2)■・・・・・・・・
■(3)■・・・・・・・・

【参考 横書き条例と同じ書き方をした,契約書の書き方】
■(目的)・・・・・・・・・・・「見出しは,行の2字目からから括弧書きで書く。
第1条■・・・・・・・・・・1行目の本文は「条」の文字の後、1字空けて書き始める。
■・・・・・・・・・・・・ 2行目以下は最初の1字を空けて書く。
■(・・・)
第2条■・・・・・・・・・・・
■・・・・・・・・・・・・・
2■・・・・・・・・・   2項以下は,行の最初に項番号を書き,その直後はスペース■を設け,その後から文を書き始める。
(・・・)
第3条■・・・・・・・・・ 柱書
■・・・・・・・
■(1)■・・・・・・・・ 号番号は行の最初の1字を空けて2字目に書く。本文は1文字空けて書く。
■(2)■・・・・・・・・
■(3)■・・・・・・・・

ご相談は弁護士法人菊池綜合法律事務所へ!

この記事を書いたプロ

菊池捷男

菊池捷男(きくちとしお)

菊池捷男プロのその他のコンテンツ

Share

菊池捷男プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
086-231-3535

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

菊池捷男

弁護士法人菊池綜合法律事務所

担当菊池捷男(きくちとしお)

地図・アクセス

菊池捷男プロのその他のコンテンツ