「宜しくお願い致します」という書き方は間違い
公用文を書く場合、文体は「である」体が原則ですが,公告、告示、掲示、通達、通知、伺い、照会、回答、報告などは、できるだけ「ます」体を用いることとされており,最近は「ます」体が増えてきている,といわれています。
「ます」体で書く場合の注意事項の1つに,「である」体と「ます」体の混用をしないことがあります。
例えば、「・・・から通達があったので、以下のとおりお知らせします。」という文は,「である」体と「ます」体の混用になっています。
正しくは、「である」体の場合は、「・・・から通達があったので、以下のとおり通知する。」と書くことになり、「ます」体の場合は「・・・から通達がありましたので、お知らせします。」と書くことになります。
公用文以外の文章を書く場合も,意外に「ます」体と「である」体の混用が多いようですので,注意が要ります。