公用文の書き方 14 漢字で書く接続詞 「及び」「並びに」「又は」「若しくは」
1 訳
意味 : 理由のこと。
品詞 : 実質名詞の場合は漢字で書く。
用例 : 訳が分からん。成績が良い訳を教えよう。
2 わけ
「公用文における漢字使用等について」の1(2)キに
「次のような語句を,( )の中に示した例のように用いるときは,原則として,仮名で書く。」と書かれ,
その一つとして,
「わけ(賛成するわけにはいかない。)」が記載されていますが,
「訳」の持つ「理由」という意味が薄れ,形式名詞として,この言葉を使う場合は,平仮名で書く,というのが公用文用語です。
用例 : そんなわけにはいかないよ。そういうわけではない。そう言ったわけではない。