コラム
これからはインハウスローヤーの時代 13 情報を生かす知恵
2012年9月26日 公開 / 2016年3月15日更新
さらに、インハウスローヤーの場合は、直接、自社の情報を胃カメラで視る、あるいは胃を開いて視るほどの鮮明さで把握できれば、そこから多くの教訓を得ることが出来る筈です。責任の有無・内容という法律的に問題になるものに限らない、社員の言動、礼儀作法といった法律以前の問題にも目が向くはずです。法的な問題はないが、自社従業員の口の利き方に丁寧さが無かったためのお客様を怒らせたという場合もあるでしょう。そういう場合は、顧問弁護士は、社員教育をしなさいとまでは言わないと思いますが、インハウスローヤーの場合は、それを契機に社員教育のあり方を正すということもあるでしょう。どんな情報でも、それを次に生かす知恵は、間接的に情報を得る顧問弁護士よりは、直接かつ納得できるまで時間をかけて情報を得ることのできるインハウスローヤーの方が断然有利になることは明らかだと思います。
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