フットベッドで足をサポートするオリジナル健康靴

2016年9月2日

テーマ：足と靴

コラムカテゴリ：くらし

海岸の砂浜にくっきりと残された人の足跡。「人の足裏は決して平坦ではない。複雑な立体構造になっている。」ことを示す足跡の写真。

人の足裏には、３つのアーチと呼ばれる弓形のカーブがあり、それぞれが板バネのように作用して、足に掛かる荷重の負荷や地面からの衝撃を吸収、分散させるクッションとしての役割を担っています。

このような足の構造や骨格を研究して考案されたのが、「フットベッド」と呼ばれる健康靴の核になる特殊なインソールです。
その中でも、当相談室のオリジナル健康靴には、日本人の足の特性を考慮して設計された独自のフットベッドが採用されています。

このフットベッドは特殊なのりで固められたコルク粒を圧縮して成型しており、その上にトップカバーとして食品衛生基準をクリアーするほど無害なクッション材（サポラス）を貼り付けた二重構造になっています。
通気に優れ、硬すぎず柔らかすぎず、足裏のアーチ構造を無理なく的確にサポートします。
また、前足部に負担を掛け易い歩き方をする日本人の特徴を考慮すると共に、外反母趾の原因となる開張足に対応するため、「足の横アーチ」をしっかりとサポートする形状にしました。

そして、このフットベッドと足をしっかりと安定的に支えるのが靴本体の役目です。
足先の自然な形状に対応するオブリーク型の厚みのある靴先。
足指の自然な動きを束縛せずに骨格や関節を安定させて、足に掛かる負荷のバランスを改善する堅牢なアウトソール。
カカト周りから土踏まずに掛けての安定性を確保するロングヒールカウンター。
縫い目がほぼ無い靴の内張り。
様々な製法を組み合わせ、日本国内で製造されたオリジナル健康靴は、欧米の名だたるコンフォートシューズを凌駕するほどの完成度だと自負しています。
もちろん欧米、とりわけてドイツで一般的なように、様々なパーツを修理交換しながら、長く履いて頂けます。

一般店には出回っていない独自仕様のオリジナル健康靴ですので、ぜひ一度当相談室にてその履き心地を実感して下さい。

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