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コラム

法(基準)に従い適正に処理しています・・・

2011年5月10日 公開 / 2014年7月17日更新

テーマ:ニュース雑感

コラムカテゴリ:くらし

「おかしい」と感じる事でも、「法的には問題ない」という事がありすぎるのではないでしょうか?
いったいどうしてなのでしょう?
政治や経済、教育や福祉や生活や安全に関連する多くの事で、良く考えれば問題があるにも拘わらず「法的には問題がなかった」とされる事件をたくさん見てきたような気がします。

最近では焼き肉チェーン店での集団食中毒を受けて、「厚生労働省が生食用の食肉を提供する際の衛生基準について、食品衛生法に基づき今秋にも罰則の適用を始める方針を固めた。」という報道がありました。
これまでは、「生食用食肉の衛生基準を全国に通知。しかし、通知は行政指導にとどまっており、違反自体に対する罰則はなかった。」ということで、行政の不備が指摘され始めていました。

飲酒運転による死亡事故でも、加害者の罰則が軽すぎるとの遺族の訴えが「法的には問題のない量刑」との「法解釈」を盾にした量刑との矛盾点を明らかにし、法的罰則強化へと発展したことがあります。
ところが、政治資金等の問題では、単純な疑問や矛盾を指摘しても一向に改革が進まず、(議員に関連する法律を決めるのも議員だから?)「法に従い適正に処理しています」との言い訳が繰り返されています。

「法(基準)的には問題がない」のに、不正や事故が繰り返されるということが、どうして起こるのでしょう?
それは、法(基準)や法(基準)の執行に問題があるからではないのでしょうか・・・?

「児童生徒の年間被曝許容量を20ミリシーベルト(20,000マイクロシーベルト)とした上で、幼稚園や学校の屋外で子供が活動する際の放射線量の基準を示す方針を固めた」という「放射線量の基準」が問題になっていますが、これも後々何か問題が起これば、「基準値に従い適正に処理していました」という言い訳を生み出すのでしょうか?
「法(基準)に従い適正に処理しています」という言い訳を聞けば聞くほど、法(基準)を「隠れ蓑」にしていると感じてしまう自分がいます。

 「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/

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