コラム一覧
「全財産を愛人に相続させる」という内容の遺言が出てきたらどうすればいい?
2014-01-24
滅多にないとは思いますが、万が一「愛人に全財産を相続させる」という遺言が出てきた場合、相続人としてはどのように対処すればいいのでしょうか? 死亡した時点で遺産が全くないか、とてもわずかであるよ...
事実婚の夫婦では相続できない?
2014-01-17
前号では、「妻以外の女性」との間で産まれた子についての、相続に関するお話しをしました。また、「妻以外の女性」といっても、いわゆる「愛人関係」や「不倫関係」以外に、「内縁関係」や「事実婚」のように...
被相続人の死後に隠し子の存在が判明したら?
2013-12-27
前回は、前妻の子と後妻の間での、遺産分割の難しさをお伝えしました。なお、前号では話を簡潔にするため、被相続人と前妻の間には子がいるが、後妻との間では子がいない場合でのお話しでしたが、後妻との間の...
相続人が前妻の子と後妻さんの場合には?
2013-12-20
民法では、亡くなった方(被相続人)に子がいる場合には、相続人は配偶者と子になります。法定相続分は配偶者が2分の1、残りの2分の1を、子が人数によって分けることになります。たとえば、父が死亡し、母(父...
経営者のための相続対策は?
2013-12-13
遺産相続の対象となる財産は、現金、預貯金、不動産などはもちろんですが、それ以外に株式や事業用の資産、債務(借金)なども含まれます。したがって、自営業者や会社のオーナー経営者の方は、自分や家族が個...
親の介護で苦労した子は、相続で報われるか?
2013-12-06
前回、相続人が二人の姉妹であり、姉は結婚して他家に嫁いでいったが、妹は独身のまま実家に残り、親の面倒を看ていた。その後父母が相次いで亡くなり、遺産相続の話になったが、妹は「お姉さんは嫁入りの時や...
遺産相続では、生前贈与を受けた分も計算しなければならない?
2013-11-29
あるところに、二人の姉妹がいました。成人してから、姉は結婚して実家を出て行きましたが、妹は独身のまま実家に残り、親の身の回りの世話をしながら歳をとっていきました。一方、実家から遠く離れた家に嫁い...
民法の法定相続分は守らなくてもいい?
2013-11-22
日本の民法では「法定相続人」と「相続分」が定められています。例えば、亡くなった方に配偶者と子供が2人いる場合には、法定相続人は配偶者と子供で、法定相続分は配偶者が2分の1、残る2分の1が子供の分になり...
二次相続が要注意!
2013-11-11
前回のコラムで、遺産の内訳として故人の土地建物が大半を占め、現金や預貯金が少ないケースでは、遺産相続で揉めやすいという事例を紹介しましたが、これは「二次相続」の場合に特に多いです。「二次相続」と...
おもな遺産が自宅しかないと揉めやすい?
2013-11-01
遺産相続で揉めやすい典型例は、以下のようなパターンです。 亡くなった母親Xには、長男Aと次男Bがいます。父親Yはすでに亡くなっています。母親Xの財産は、夫(父Y)から相続した自宅の土地建物が合計で200...
遺産相続の話に周りの人が口を出すと・・・
2013-10-25
遺産相続を巡るトラブルで割と多いのが、相続人自身ではなく、その親族が遺産相続に口を出して、話がまとまらなくなるケースです。例えば、母親が亡くなり、相続人が兄と弟の2名のみの場合に、兄弟間では遺産分...
遺産相続の話は、誰から切り出すのが良いか?
2013-10-17
遺産相続の話を切り出すタイミングは、なかなか難しいと思いますが、比較的多いのが、この四十九日の時だと思われます。故人が亡くなった直後は、遺族は葬儀などで忙しいですし、役所への届出やあいさつまわり...
遺産相続争いは、一部のお金持ちの問題か?
2013-10-10
近年、相続の発生件数の増加や国民の権利意識の高まりから、「遺産相続争い」や「借金の相続」など、相続に関するトラブルが増えています。司法統計年報では、全国の家庭裁判所に持ち込まれる相続の相談件数は2...
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