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森欣史
司法書士
森欣史プロは北陸放送が厳正なる審査をした登録専門家です
森欣史(司法書士)
金沢みらい共同事務所(森司法書士・行政書士事務所)
例えば、「私が死亡したら、自宅は長男に遺贈する。その代わりに、年老いた母さん(遺言者の妻・受遺者の母)の介護をすること。」といったように、遺言で財産を誰かに与える際に、その見返りとして「もらう側...
今回もコレクションの承継についてのお話です。ただし、前回は「欲しくないものの遺贈を受けた場合」でしたが、今回はその逆で「欲しいものの贈与を受けられなかった場合」についてです。 さて、前回は「...
前回は主に「包括遺贈」についての説明をしましたので、今回は「特定遺贈」についての説明です。特定遺贈とは、文字通り、遺言者が遺言によって特定の物や権利または一定額の金銭を受遺者に与えるものです。...
認知症や知的障碍などの理由で判断能力(事理弁識能力)が不十分な人は、自分では不動産や預貯金などの財産を管理したり、事業者と介護などの契約をしたり、遺産分割の協議をしたりすることができない場合があ...
最近は、遺言信託(いごんしんたく)という用語を、新聞や雑誌などでよく見かけるようになりましたが、この「遺言信託」には2つの意味があります。法律用語としての遺言信託とは、遺言により信託を設定するこ...
前回の続きです。今回は、前回説明した「死亡危急者遺言」以外の3種類の特別方式の遺言について説明します。なお、いずれの方式の遺言についても、遺言者の死亡後には家庭裁判所で検認を受ける必要があります...
これまで「自筆証書遺言」「公正証書遺言」「秘密証書遺言」についての解説をしてきましたが、この3種類の遺言を普通方式の遺言といいます。 民法967条では「遺言は、自筆証書、公正証書又は秘密証書...
これまでに自筆証書遺言と公正証書遺言の解説をしてきましたので、今回は秘密証書遺言について解説をします。秘密証書遺言は、遺言者が自ら作成し、または他人に代筆してもらった遺言書に署名押印をした上で封...
前回は、公正証書遺言の証人について説明しましたが、証人の役割は重く、かつ、中立であることが求められます。そのため、誰でもいいというわけにはいきません。民法974条では、以下の者は遺言の証人又は立...
これまでのコラムでは公正証書遺言が無効になってしまうケースを紹介しましたが、それでも、自筆証書遺言と比較すれば、公正証書遺言の方が相続争いの防止や財産の名義変更の利便性などの点では、優れていると...
通常よく行われる遺言としては、自筆証書遺言と公正証書遺言があります。このうち、自筆証書遺言の方法や長所・欠点についてはいままで説明してきましたので、今回は公正証書遺言についての説明をしたいと思い...
遺言をするには、ある程度の判断能力(遺言能力)が必要となります。民法961条は「15歳に達した者は、遺言をすることができる。」と定めています。なぜ「15歳」なのかというと、もともとは、明治時代に...
遺言は、遺言者に遺言をする能力があるうちは、いつでも自由に作成することができますし、すでに作成した遺言についても、何度でも変更することができます。これを「遺言自由の原則」といいます。これとは逆に...
遺言を撤回する遺言が、さらに撤回された場合には、どうなるのでしょうか? 元に戻って最初の遺言が復活するのでしょうか? この点、民法1025条では「前三条の規定により撤回された遺言は、その撤回の...
遺言書が破損した状態で発見された場合には、その遺言の形式や破損した程度、破損に至った経緯によって、扱いが異なってきます。 まず、公正証書遺言の場合には、原本が公証役場に保管されていますので、遺...
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