マイベストプロ岐阜
加藤哲也

熱血コンサルで受験生とともに合格を勝ちとる大学受験のプロ

加藤哲也(かとうてつや) / 塾講師

大学受験の桔梗会

コラム

#1 成績の伸びない生徒が、自覚せずやってる悪習

2016年10月26日 公開 / 2021年2月18日更新

テーマ:【高1高2 定期テスト対策ストラテジー】

コラムカテゴリ:スクール・習い事


今日のコラムは、半分、ボヤキです。
でも、高校生の皆さんに限らず、先生や師匠に付いて、何かを勉強している初学者の皆さんに振り返ってほしいことです。

なぜ同じ授業をうけて、成績の伸びる子と伸びない子が生まれるか?

当塾でも、同じ授業参加しても、理解が早くすぐに問題演習ができる生徒と、問題を目の前にしてフリーズしたまま、すぐに手がつけられない生徒もいることは承知しています。そのフリーズしている生徒に声をかけると、「ちゃんと教わったようにをやっているのですが・・・」と言うんです。
これを、「もともと生徒の資質が違っていたから」、単に「数学が苦手」「英文法を覚えていない」と、片付けてはいけない場合があります。
板書とり方や、ノートの記述をみて、本人から、どのようにと効果方針を聞いていく中で、やっぱりできる生徒との差が生まれる原因があったんです。
その原因とは、「自己流の勝手な解釈を加えていた」ことでした。

「自己流の勝手な解釈を加える」ことなく「忠実に【守る】」

数学で、2次方程式の判別式を教えたとしましょう。素直な生徒は、私の示した通りの解答手順と記述を忠実に守ります。
しかし一方、自分の解釈を加えて、記述を省略したり、途中計算を頭のなかでやって記述に残さない生徒も存在します。
(そしてそれを自覚していないのです)
教えられたことを素直にやる人は、素直な回答方法を用いて、テストでも正確な解答をすることが出来ます。一方で、自分の解釈を加えてしまう人は、どこかで数学の本質の理解が足りなくなり、理解があやふやになる。
そして、後者のタイプの生徒は指導する際に、要注意だと認識して指導に当たります。なぜなら、自分のやっている悪習を自覚できていない事があるからです。
自分が学んだこと正しくを実践できていない。でも、自分では正しくやっていると“思い込んでいる”。だから、自身の悪習にも気づけないまま、他の教科でも、同様の失敗を繰り返します。

初学者の基本中の基本。教えを「守る」

最悪、「先生の教え方が悪いんじゃないか?」「こんな問題を出すほうが悪い」と自分以外のせいにしてしまうのです。そうなると成長が止まってしまいます。
だから私は、生徒の解答までの全記述をと見て、本人が気づいていない“我流の勝手解釈”はないか?という点に意識を向けて指導をします。私の指導との間にズレがあれば修正していきます。
確かに、自分が間違っていることに“気がついてすらいない生徒”によく遭遇します。さらに、自分で気がついていないので、どう解決すればいいかも分からない状態です。よって、この状態に陥らないためにも、良い指導者に見てもらうことは大切です。
自分以外の人に見てもらう。そうすることで、自分では気が付かなかった発見があります。
勉強の基本は、自力で知識を自分のものにすること。だからこそ、良い指導者から基本に忠実な本筋を教わり、忠実に守り続けることをやってほしい。

当たり前のことなんです。でも、できない人は多いんじゃないかな。

この記事を書いたプロ

加藤哲也

熱血コンサルで受験生とともに合格を勝ちとる大学受験のプロ

加藤哲也(大学受験の桔梗会)

Share

関連するコラム

加藤哲也プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
050-7109-6238

 

授業中など、直ぐに電話に出られない場合があります。必ず24時間以内に、加藤から折り返しのご連絡を差し上げます。

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

加藤哲也

大学受験の桔梗会

担当加藤哲也(かとうてつや)

地図・アクセス

加藤哲也のソーシャルメディア

instagram
大学受験の桔梗会
facebook
Facebook
  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ岐阜
  3. 岐阜のスクール・習い事
  4. 岐阜の学習塾・進学塾
  5. 加藤哲也
  6. コラム一覧
  7. #1 成績の伸びない生徒が、自覚せずやってる悪習

© My Best Pro