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秋は呼吸器〜鼻の弱りやすい時期〜【山梨 漢方 さわたや薬局】

2015年10月2日 公開 / 2021年3月2日更新

テーマ:鼻炎

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 東洋医学

【秋は鼻の弱る時期〜あなたはちゃんと鼻で呼吸出来ますか?】


9月はシルバーウィークなどもありあっという間に終わってしまった感じがします。今年は東日本豪雨水害などに代表されるような天候不順、気圧の不安定、気温の急激などと合せて夏の疲れからくる、先月ご案内した「秋バテ」のご相談がとても多い月でした。

秋のシーズンですが、秋は東洋医学では「大腸ー鼻ー肺」という空気の通り道、水の通り道と言われているような場所が弱る時期と言われています。9月中頃から秋バテと同時に風邪の方も急激に増えてきたのも、この「空気の通り道」が弱りやすことと無関係ではないと思います。

今回のコラムでは空気の通り道の中より、もっとも秋に弱りやすい「鼻」についてお届けしたいと思います。

【ちゃんと鼻で呼吸できていますか?】


皆さん、鼻呼吸がいかに大切かご存知でしょうか?口呼吸と鼻呼吸が大差ないものと思っている方が大多数ではないでしょうか?
口は本来呼吸をする所ではありません。実は口呼吸は言葉を話す人間だけが、唯一できてしまっているのです。1回の呼吸では、鼻でしようが口でしようがその差は僅かですが、口呼吸が常時続くことは、慢性的な全身の酸欠を招いてしまいます。この酸欠こそがあらゆる病気の原因となるのです。

【鼻呼吸であなたの寿命が決まる!?】



酸素はエネルギー代謝の90%に必要とされることから、鼻の状態が、その人の寿命を決めていると言っても過言ではないのです。
鼻呼吸の特徴は、加温・加湿・防塵が充分に行われ、肺に達するまでに温度36℃、湿度100%近い状態となることです。そのため肺での酸素交換率が高まります。また鼻呼吸では、鼻粘膜で良い血流を作り出す源と言われているNO(一酸化窒素)が産生されることにより、気道や肺血管が拡張され、さらに酸素取り込み量が増えるのです。

一方口呼吸では、ほとんど加温・加湿・防塵されずに、そのまま肺まで到達してしまいます。つまり、鼻呼吸のほうが、酸素の吸入量も取り込み量も格段に多くなという事実があるのです。

人間は細胞で出来ています。細胞が生きていくためには酸素が不可欠です。私もよく健康相談の際、呼吸の大切をお伝えしますが「3分・3日・30日」と言われるぐらい、水は3日飲まなくてもギリギリ持ちます。食べ物は30日までなら食べなくても生きることが出来ますが、呼吸が3分止まっただけで人間は死んでしまいます。それぐらい動物にとって呼吸とは大切なものなのです。その呼吸をする場所である鼻の健康は本当に大切で「え!?その症状も鼻が原因なの?」ということがたくさんありますので、ぜひ皆さんに鼻の健康の大切さをお伝えできればと思います。

鼻の健康相談もさわたや薬局までお気軽にご相談下さい。
詳しくはHPを御覧ください。

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