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本当の夏バテは秋にやってくる!?秋バテに注意【山梨 漢方 さわたや薬局】

2015年9月25日 公開 / 2021年3月2日更新

テーマ:秋バテ

コラムカテゴリ:医療・病院

本当の夏バテは秋にやってくる


『秋バテ』なんて言葉を聞いたことがある方はそうとう健康に対するアンテナの高い方だと思います。今回のテーマである秋バテですが、これは秋になったからといって急に出てくる症状ではありません。夏の過ごし方によりその無理が秋になって、涼しくなると出てくるという症状です。

近年、涼しくなって過ごしやすいはずの9月中旬以降に様々な症状を訴え、医療機関を訪れる方が増えています。今まで耳にしたことがないこの『秋バテ』はある意味現代人が産んでしまった新しい病気と言えるでしょう。

☆秋バテの主な原因☆


・気温差による自律神経の乱れ ・暑さによる疲労、ストレス ・冷房による体の冷え
・過度な冷たい飲食による胃腸機能の低下 ・水分の過剰摂取
・働き過ぎ、動きすぎ、老化による基礎体力の低下 ・暴飲暴食による内臓機能低下

【果樹栽培ピーク後の『燃え尽き症候群』にも注意】


上記の原因が1つぐらいは当てはまるものがある方は多いと思います。この原因が3つ、4つになると秋バテに向かってまっしぐらです。また、9月は山梨県の主力産業である桃やぶどうの栽培も一段落して、忙しく気が張っている時に比べると『ガクッ』と体調が悪くなりやすい時期です。燃え尽き症候群のように自律神経のバランスが乱れるのです。

【秋バテの正体とは?】


秋バテは繰り返しになりますが、気温差などによる自律神経の乱れや暴飲暴食、冷たい飲食で内臓機能が低下することにより起こります。とくに胃腸の機能が低下しやすく胃腸は口からいれたものを消化し、体に必要なものと不要なものに分けて必要な物から体に欠かせないエネルギー(漢方的には『気』)や血液(漢方的には『血』)、潤い(漢方的には『津液・水』)が作り出せなくなり、全身に様々な不具合が起こりやすくなります。これに農家の方の燃え尽き症候群も加わったのが秋バテの正体なのです。

☆秋バテの主な症状☆


・胃腸障害(食欲不振 消化不良 口内炎 急性胃腸炎 下痢 軟便)
・疲れが取れない ・元気がでない ・朝起きづらい ・口や喉が渇く
・手足がほてる ・めまい など

【秋バテの養生法】


秋バテと言っても特別なことをしないと改善しないわけではありません。

漢方などのお薬は症状や体質、原因により使い方や種類が異なりますが、必要な養生法は自律神経を整えて、胃腸機能を回復させてあげることが大切です。畑仕事で無理をした体のメンテナンスという風にも考えましょう。

☆胃腸機能を低下させる体内の余計な水分をはかせましょう・・・38℃〜40℃程度の微温浴でしっかりと汗をかきましょう。また微温浴で体の芯を温めることで気温差に負けない体づくりにもつながります。

☆夏の乱れた生活習慣を運動や食事の時間を整えることで治していきましょう・・・夏は夏休み、イベントなどで生活のリズミが乱れやすく、リズムの乱れは自律神経のみだれにつながりますので、9月をきにぜひ良い生活習慣、リズムを作りましょう。

秋バテ対策もお気軽にご相談下さい。
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