コラム

夏の終わりに始めたほうが良いこと【山梨　漢方　さわたや】

2023年9月12日

コラムカテゴリ：美容・健康

夏の終わりにした方が良い養生があります。

それはカラダの

『保湿』

もちろん外側からの保湿も大切ですが、漢方の知恵を活用すると体の内側からも『保湿』できます。

特に日頃からこんな体調、体質、夏のすごし方をしていた方は要注意

・屋外の仕事で汗をよくかく

・マラソンなど汗をたくさんかくスポーツが好き

・サウナや暑いお風呂によく入る

・辛いものが大好き

・空咳が出やすい

・顔や手足がほてりやすい

・便が固くなりやすい

・肌荒れしやすい

・髪の毛がパサつきやすい

・寝汗をかきやすい

・口唇、口の中、喉が乾きやすい

・痩せ型

・冷たい物や氷を食べるのが好き

・舌が真っ赤でひび割れている

当てはまる物が多い方や

夏の間に暑いところでのお仕事をされていた方

夏場のスポーツでカラダの潤いを消耗した方は今のうちに体の内側から『保湿』しましょう。

夏にカラダの潤いを消耗した方は特にカラダの中がパサパサなので

サウナ、高温のお風呂、激辛料理など

カラダの潤いを不足させる生活は控えましょう。

カラダの保湿、っていうとやっぱり『水分』と頭に浮かぶ方が多いかもしれません。

もちろん適切な水分をしっかり取ることは大切ですが

水だけではカラダの保湿はできません。

皮膚に水だけかけても『濡れるだけ』で潤わないのと一緒で

しっかりと吸収できる胃腸の働きがまずは大切です。

入り口の胃腸が弱っているのに水分だけたくさん取ってしまうと

カラダの中の余計な水分となり

冷え性、むくみ、鼻炎、胃腸トラブル、月経トラブル、頭痛などの原因となる

『水毒』の出来上がりです。

胃腸が弱っている方は水分をたくさん取る前に消化の良い食事を適量取ったり、夜だけプチ断食等をして胃腸にお休みを上げましょう。

カラダの保湿は水分でなく食べて潤します。

果物など甘酸っぱいものはカラダに潤いを産んでくれます。

梅干しとご飯、酢豚などの甘酢料理、酢の物、酢漬けなど甘酸っぱいものを上手に活用しましょう。

そしてカラダの保湿になるおすすめ食材を積極的に食べましょう。

代表的な食材は

卵　豆腐　豆乳　山芋　れんこん　オクラ　トマト　きゅうり　イカ　アサリ

牡蠣　豚肉　白ごま　バナナ　みかん　梨　りんご　ヨーグルト

秋から冬は乾燥の季節。

夏の終わりからしっかりカラダの『保湿』をして身も心もパサパサしないように気をつけましょうね。

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