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コラム
梅雨の時期体調を整える薬膳
2023年6月23日
「梅雨に負けない体づくり」
薬膳料理を生活に採り入れるメリットは?
・明らかな病気ではないけど、体のバランスが崩れている
「未病」という状態を食材の働きで改善するのが薬膳料理。
・薬のイメージを持つ人が多いが「体に合った美味しい料理」が薬膳の基本。
・美味しい食事を摂りながら病気を未然に防ぎ、
心のバランスも整えて、美容効果も期待できるのがメリット。
〇体や心の不調を感じやすいこの時期。薬膳では どんなことに注意するといいのか?
・梅雨は“食欲不振”や“むくみ”、“体が重い”、
“気持ちが落ち込む”、“頭が重い”といった未病の状態になりやすい。
・体の外にも中にも湿気が増えて、水分代謝が悪くなる。
また夏と違って汗をかきにくいので、体に水が溜まりやすく、
『水毒』と呼ばれる状態になりやすい。
・水の毒をうまく排出してあげることが大切。
〇雨が多いと出不精になりがちで、余計に代謝も悪くなります。
食事で改善できる事とは?
・アルコール、清涼飲料水、冷たい飲み物、脂肪分の高い食材、
塩辛い食材は、体に余分な水分をためこむ一因になるので、
摂りすぎに注意。
・水毒に良い食材は玄米、たけのこ、ナス、アスパラガス etc。
・キノコ類にも水毒の排出を促し、水分代謝を正常にする効果が!
キノコに含まれるカリウムは、余計な塩分の排出を促して、
水分量を一定に保つ働きがあり“むくみ”解消にも役立つ。
(カリウムが豊富なのは、エリンギ、ぶなしめじ、まいたけ etc )
☆梅雨時期の不調改善レシピ
肉を使わずに桜エビの香ば しさが食欲をそそるメニュー!
「さくらエビ風味の きのこ麻婆」をご紹介!
<材料>
桜エビ、きのこ(ぶなしめじ、舞茸など)、豆板醤、 にんにく・生姜のすりおろし
<材料>
・桜エビ、豆板醤、にんにく、生姜のすりおろし を
ごま油でいい香りがするまで炒める。
・舞茸 や ぶなしめじを、食べやすくほぐしたものを加えて炒め、
合わせ調味料(味噌、みりん、酒、しょうゆ、水を合わせたもの)で炒める。
・最後に、片栗粉でとろみをつけ、青葱、花椒の粉を振って完成!
※生姜は皮の部分に利尿作用があるので、できれば皮ごと使ってください。
参考図書
「老いない体をつくる中国医学入門 決め手は五臓の“腎(じん)”の力」幻冬舎新書
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