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鈴木寛彦

不妊で悩む女性の思いに応える漢方薬の薬剤師

鈴木寛彦(すずきひろひこ) / 薬剤師

不妊専門 むつみ薬局

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コラム

不妊症歴3年 36歳 女性

2019年11月29日 公開 / 2021年3月1日更新

テーマ:妊活と不妊症(薬局の現場から)

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: 働き方改革マインドフルネスiDeCo




付随症状: 生理不順 多囊胞性卵巣(右) 高プロラクチン血症 

体質: 中肉中背、イライラしやすい、人に気を使う、顔色は色白、手足の冷え、ややのぼせ、疲れやすい、足のむくみ、大便1日1回で下痢しやすい、低血圧、めまい、小児期乗り物酔いあり、唇の乾燥、肩凝り、胸焼け、胃痛、腹痛、お腹の張り、皮膚は乾燥気味、生理不順で生理が遅れやすい、甘いものが大好き、飲酒は、週3回、朝食はパン食、睡眠時間6時間、運動は特になし

舌診:湿潤やや微白苔、舌深静脈やや怒張

既往歴: 膵炎 接触性皮膚炎

家族歴:糖尿病

経過

温経湯を14日服用で腕、背中、足、お腹に湿疹ができる。冷えと下痢はよい。30日服用湿疹が治まり自然妊娠。無事ご出産。

産後4ヶ月にまぶた、頬、首の湿疹を訴えご来店。甘いものは食べている。授乳中。産後の体力低下も考え帰耆建中湯を30日処方する。湿疹は変わらず、温経湯に変更。皮膚は改善され、第二子の準備に入る。断乳も少し遅れ、温経湯服用6ヶ月後妊娠。残念なことに5週で流産。腰から首にかけての全身の凝り、むくみ、目の疲れからの頭痛、声のかすれ、生理は35日。当帰芍薬散料に変更。味が合わず飲めない。小便の量が減り、背中が凝り、頭痛がひどい。再び温経湯に戻す。4ヵ月後自然妊娠。安定期に入る。

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鈴木寛彦(不妊専門 むつみ薬局)

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