コラム
施術への想い
2015年2月9日 公開 / 2015年3月30日更新
私は手による施術(手当て)が専門です。
どのような症状に対しても、どのような身体の具合に対しても、手当てによる症状緩和と身体的回復を目指します。
そんな私が『手当ての模範』としている、ある素敵な行為があります。
それが、母親が我が子に対して行う『なでなで』です。
「痛いの、痛いの、お山の向こうに飛んでいけ~」
『なでなで』してもらうと、不思議なくらいに痛みが和らぎますよね。
私には、「母親の『愛』が我が子に伝わった」としか思えないのです。
施術(手当て)には、有る意味このような『母性愛』が必要なのではと思っています。
男の私が『母性愛』なんて言うと、「なんやこいつ、変な奴っちゃな・・・」と思われてしまうかもしれませんが、『母性愛的な優しさと思いやり』はとても大切な要素と考えています。
心 穏やかに
心 清らかに
心 健やかに
心 豊かに
母親が我が子に触れるがごとく、無情の優しさと思いやりを術者の手に込める。
術者の真心が善意に満ち、患者と信頼関係で結ばれる時、天・光・地の無限のエナジーが導かれる。
私は【気】を施術に用います。
それゆえに、『母性愛的な優しさと思いやり』が大切なのです。
追伸
私は【気導術】を学ぶ前に、カイロプラクティックやオステオパシーなどの西洋系整体、操体法や姿勢均整法などの日本系整体、PNFなどのリハビリテーション系整体を学び、施術していました。
その頃は当院も保険診療をやっていたので多くの患者が来院していて、私一人で一日に60人を超える患者に施術を加えていました。
あまりの忙しさに、患者様への施術が『流れ作業』になっていきました。
『忙しい』という漢字は、『心が亡くなる』と書きます。
まさに、心のこもっていない単なる作業になってしまったのです・・・。
「これで本当にいいのだろうか?」と思い悩んでいた時、とある施術法に巡り合いました。
平成14年9月。
今の私の施術の根幹となる、【気導術】との出会ったのです。
気導術は、患者との信頼関係をとても大切にします。
それまでにも様々な施術法を学んできましたが、気導術ほど『施術者の心の持ち方』を重要視する施術法はありませんでした。
「これぞ求めていた施術だ!」と直感した私は、夢中になって気導術を学び身につけていきました。、
おかげさまで翌年には、全国で21番目、四国では唯一の【気導術師】の認定を受け、本格的な【気】の施術者として本格的に歩むことになりました。
技術は日々年々と進化&深化を続けています。
どれだけ技術が向上しても、絶対に忘れてはならないのが患者様への母性愛的な優しさと思いやり。
だから私の施術は、「母親が我が子に触れるがごとく・・・」なのです。
大畠整骨院ホームページ[http://www.oohata-seikotsu.jp/]
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