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コラム

モダン仏壇(洋風仏壇)で暮らしにあわせたコーディネートも可能に

2015年8月19日

テーマ:仏壇の選び方と基礎知識

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

コラムキーワード: 畳 掃除畳 張り替え

時代に合わせた仏壇の進化

現代の住宅事情を考えると、アパートやマンションだけでなく、戸建て住宅も洋風化(モダン化)が進んでいます。

特にマンションなどでは和室が全くなく、全てが洋室の造りになっていることも少なくありません。
それに比べて昔の日本家屋を考えれば、欄間や畳は当然ながら障子やふすまが当然に使われており、昔ながらの伝統的な唐木仏壇や金仏壇は何の違和感もなくそのままインテリアに溶け込んでいました。

では、洋風のインテリアにもそのまま合うかというと、あまりそうとも言えません。
どちらかというとスッキリとスマートなイメージのある洋風の空間に、ちょっと重みのある存在感で厳かなオーラを放っている仏像を祀っている仏壇はやはり似合いません。
そこで活躍し始めたのがモダン仏壇です。

モダン仏壇の考え方

モダン仏壇には御本尊がありません。
そもそも日本では、仏教が伝わってくるよりも前から先祖供養を慣行としていました。つまり、もともと仏様という考えのもとにご先祖様を供養していたわけではなく、その故人そのものに対する供養だったわけです。

そう考えるとご本尊が無かったとしても故人の位牌や写真を安置し感謝と敬意の念で手を合わせることを忘れなければ何の問題もないのではないか。
そのような考え方を背景としてモダン仏壇は生まれました。

ですので、伝統的な金仏壇や唐木仏壇と比べると、飾り方などには全くルールはありませんし、またインテリアの観点からリビングを中心に考えられているものが多いです。
最近では位牌については戒名を名乗らずニックネームにしていたり、あるいはメッセージにしている方もいらっしゃるくらいです。

より日常に身近になった仏壇

ちょっとひんやりとした静かな部屋にぽつんと佇んでいる仏壇に、家族の一人が線香をあげチーンとリンを鳴らして手を合わせている姿を眺めていた。
小さいころにそんな思い出のある方も少なくないのではないでしょうか。

モダン仏壇はこれとは逆にリビングをコンセプトにしており、誰もが目にする場所に祀り魅せることを目的としています。

つまり、現代のオシャレな洋風な家や家具のイメージに合わせたり、サイズや色も自由にデザインすることにより、より仏壇を身近に感じられるようになりました。

これから新築やリフォームなどでちょっとおしゃれな空間の家を作りたいなと思っている方などにはモダン仏壇もおすすめです。

値段は高い物だと100万円近いものまでありますが、安いものは1万円台からありますので、料金的にも負担が少なく購入できます。

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