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コラム

仏間、リビング?仏壇を置く場所について

2015年7月28日

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

お仏壇の億場所や向きに特別なルールはありません


仏壇はとても大事なものであるがゆえに、いざ購入となると「どこに置けばいいの?」「向きは関係あるの?」といろいろと悩んでしまう方が多いと思います。

ではその置き場所と向き。何か明確な決まりはあるのでしょうか?

実は、必ずこうしなければいけないというルールはありません。
仏壇はご先祖さまに手を合わせ毎日感謝と敬意の念を表す場所。つまり「毎日仏壇の前で手を合わせたくなる場所」を選べばいいんです。
どんなに立派な先生や書物のとおりに従ったとしても、仏壇へのお参りがおろそかになってしまうようでは全く意味がありません。

置き場所や向きにこだわり過ぎるよりも、ご先祖さまへの供養の気持ちを大切にすることが一番のポイントです。
とは言っても、仏間というのは心の拠り所でもあります。
できれば仏間としての専用場所があった方が理想的ではないでしょうか。

仏壇の置き場所として代表的な4つの場所とは
基本的には、仏間、居間、床の間、リビング(洋間)の4つになります。
まず仏間ですが、1間(六尺)仏間、三尺仏間、地袋付仏間、半床仏間が一般的です。
仏間の大きさによって置ける仏壇の大きさの寸法が変わりますので、注意が必要です。
仏間をお考えの方は購入前にきちんと寸法を測っておくことを忘れないようにしましょう。

また最近の家には仏間が無いことも多いですが、その場合には押し入れ等を改築する方法もあります。
その際は気にいった仏壇を見つけてからその寸法に合わせて改築するのも手です。

次に床の間です。
床の間というとなんとなく仏さまに失礼なイメージが湧いてきそうですが、実は全く逆です。
そもそも床の間は家の中で最高の場所とされますが、仏教を崇拝する日本人にとってそのような場所に仏壇を置くことはとても理にかなったことなのです。

次に居間です。
居間というのは家族がいつも集まる場所であるので、仏さまに寂しい思いをさせないようにと居間を選ぶ方も多いようです。

最後に洋間ですが、一見洋間に仏壇というのはあまり似合わないイメージがありますが、最近の住宅事情の変化により洋間に置きたいという方も増えてきているようです。

「南面北座説」「東面西座説」など仏壇の向きにルールあり?
先にも述べた通り、仏壇の向きには何のルールもありませんがいくつかの諸説はありますのでご参考にしてみてください。
「南面北座説」という南向きの置き方。こちらは中国の習慣で、王様、つまり敬う人が南を向いて座り、家来は王の前に北向きに座るという慣わしからきています。

次に「東面西座説」という東向きの置き方。こちらはインドの習慣です。日が東から昇ることから東向きに座るのが良いとされた考え方からきています。

他には「春夏秋冬説」や「極楽浄土説」等というのもあります。

また、仏壇と神棚を向い合せにするのは大凶だとされていますが、こちらは言われてみれば分かる気がしますね。
神と仏をにらめっこさせるのは良くないかもしれません。

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