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パソコンで聴く音楽の音質が良くない!設定するだけで迫力のある良い音にする方法

2020年7月15日 公開 / 2020年7月17日更新

テーマ:知って得するITノウハウ

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: パソコン修理パソコントラブルパソコン修理 業者

パソコンの音質が良くない理由とは

●音楽を趣味にしている人にとって、いい音楽を良い音で楽しみたいのは当然です。ですから再生機器の音質についてもある程度こだわりたいですよね。ところが、パソコンやスマホなどで聴く音楽は今一つ音がよくないと感じているのは私だけでしょうか?

●最近ではアナログ回帰に走る人も多いようで、アンティークなアナログオーディオ機器が人気になっているようです。もしかするとパソコンやスマホの音では皆満足していないのかもしれません。

●しかし、これまでの常識ではデジタルはアナログよりも音質がいいはずです。ではなぜ、パソコンなどの再生音はデジタルなのによくないのでしょうか。


●一つの原因として考えられるのが、ノートパソコンや一体型PCに装備されているスピーカーが一部を除いて低品質ということがあります。これはコストの問題でどうしてもそのしわ寄せがスピーカーの品質に影響してしまうためです。そもそも良い音で音楽を聴くような大きさや構造設計になっていません。外部スピーカーを導入すればこの問題はある程度は解決できます。

●その次に、DA変換の問題があります。DA変換とは、デジタル信号をアナログ信号に置き換える仕組みのことを言います。パソコンからヘッドホンやスピーカーに出力される音声信号はパソコン内でデジタルからアナログに変換されて出力されます。その働きをするのがDA変換回路(DAC)です。

●ヘッドホンで聴いた音がよくない原因の多くはこの部分にあるといって良いでしょう。

パソコンの音質はアナログ出力部分が影響する

●DA変換回路に入ってくるのはデジタル信号ですからデジタル入力部分までは劣化は起きません。ところが、変換回路内でアナログに変換される際に音質が決定してしまうのです。

●一つは、回路の設計や構造といったハードウェア面、二つ目は変換する際のプログラム(アルゴリズム)というソフトウェア面によって音質が決定付けられます。アナログ回路部分は特に音質に影響を与える部分です。


●一般的なパソコンのサウンド回路、中でもアナログ部分はコストの関係などから「とにかく音が出ればよい」といった程度のつくりになってます。さらに貧弱なPCスピーカーが追い打ちをかけるためパソコンの音はゴミみたいな音になり音質はよくないのです。

●デスクトップPCなら「サウンドボード」という音質に特化した拡張ボードを追加することで改善が可能ですがノートパソコンには内蔵できるようなものはありません。あるとすれば外付けのUSBサウンドアダプタくらいですが高額なもの以外はお世辞にも音質がいいとは言えません。USB DACもありますがどれも高価なのが難点。


※デスクトップ用のサウンドボード(PCI)



USBサウンドアダプタ

設定だけで簡単に音質を改善できる方法

●音質をとにかく手軽に良くしたい場合、パソコンには設定だけで簡単に改善する方法があります。それを設定すればいろいろと面倒なことや出費してまで音をよくする必要はありません。音声デバイスの設定をソフトウェア的に変えることである程度の改善ができるのです。Windows10を例にしてその設定方法を解説してみたいと思います。

※今回の設定はノートPC全般に採用されているRealtek社製サウンドコントローラで行います。その他のサウンドデバイスの場合はメーカーサイトなどを参考にしてください。

●スタートメニューから歯車アイコンの「設定」を開き、「システム」を開きます。
左メニューの「サウンド」を開いて右側下方の「関連設定」内の「サウンドコントロールパネル」
を開きます。


●「サウンド」ウィンドウが開きますので「再生」タブのメニュー内で緑の丸がついた再生デバイスを選択します。その後下の「プロパティー」をクリック。


●「拡張」タブのメニュー窓内の「イコライザ」にチェックを入れます。そして、その下方の「設定」にある「・・・」と表示のあるボタンをクリックします。


●グラフィックイコライザーの設定画面が出てきます。


●実際に音楽を聴きながら各周波数のバーを上下して音質を変化させながら設定をしていきます。左側が低域、中心部分は中域、右側が高域の設定になっています。あまり上げすぎたり下げすぎてもバランスを欠く音になります。

●ノートパソコンの場合は、低域と高域が出ない傾向にありますので左右側を上げると音質が良くなります。設定が終わったら設定値を保存して終了します。

●これで標準に比べてかなり良い音になります。

設定よりもスピーカー、ヘッドホン次第で音質は大きく変わる

●設定してもあまり変わらないと感じるなら、やはりスピーカーを外付けのものにしたりヘッドホンを良いものに変えることが必要です。設定次第では音質の良い外部スピーカーやヘッドホンとの組み合わせでかなり迫力のある音にすることが可能です。

●音質を大きく左右するのは最終的な音の出口であるスピーカーやヘッドホンです。音質がいいものを使用して、さらにイコライザ設定を加わえれば特殊な装置を使わなくても標準のPC仕様である程度の良い音が楽しめます。



九州インターワークス
「パソコンの常識 ウソ?ホント?」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/truestorys.htm

この記事を書いたプロ

古賀竜一

コンピューターサポートのプロ

古賀竜一(九州インターワークス)

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