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高塚哲治

欠陥住宅問題を解決し良質な建築の創造へ導く一級建築士

高塚哲治(たかつかてつじ) / 建築家

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

コラム

「収縮制御コンクリート」の実用化

2013年4月3日 公開 / 2020年12月28日更新

テーマ:技術

コラムカテゴリ:住宅・建物

乾燥収縮を低減した「レディーミクストコンクリート」(生コン)がほしいというニーズに応えるため、「太平洋セメント」と「大阪アサノコンクリート」が生コン工場と共同で、石灰石粗骨材、膨張材(ハイパーエクスパン)、収縮低減剤(テトラガード)を組み合せた「収縮抑制コンクリート」(2008.09国土交通大臣認定取得)を開発し、多くの実証実験を経て、通常の半分程度にまで収縮量を低減したコンクリートを安定して提供することが可能となったとのこと。昨年夏に大阪市内の璧状構造物に初めて適用し、竣工6ヵ月後の目視検査で、ひび割れがまったく発生しなかったことが確認されたようです。
 コンクリートのひび割れに伴うトラブルが多い中、うれしいニュースです。


《NIKKEI ARCHITECTURE 2013-3-25》





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