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コラム
耐震化済み「体育館」も倒壊のおそれ
2016年4月24日 公開 / 2020年12月28日更新
「熊本県」などで発生する一連の地震で、耐震化が終わっている「熊本市」の小中学校24校の「体育館」で損傷が見つかり、市の「教育委員会」が倒壊の危険もあるとして、避難者を校舎などに移動させていたといいます。
県の「教育委員会」も県立高校の被害状況を調査中で、一部の学校では避難者を移す措置をとったようです。
「耐震改修促進法」では、震度6強程度の地震時にも倒壊しないレベルの耐震性を求め、市立小中学校全137校の「体育館」は、3月までに耐震化を終え、いずれも災害時の避難所に指定されています。
「前震」の発生後、市の「教育委員会」が調査したところ、16の「小学校」と8つの「中学校」の「体育館」において、耐震補強を施した部分が損傷したり、外壁が落下したりしているのが見つかったようです。
倒壊する危険性や、落下物でけがをする恐れもあることから、避難していた住民らを校舎などに移したといいます。
「非構造部材」を含んだ耐震改修工事の難しいところです。
(讀賣新聞16.04.21抜粋)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所
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