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2021/04/14 続報!「大企業の傲慢か?はたまた不正行為の隠蔽か?」
私は、2021/03/25の日記に「大企業の傲慢か?はたまた不正行為の隠蔽か?」と題して、東芝のした不可解な行動について、疑問を呈した。
その続報が、本日付の新聞に出た。
私が予期した以上の速さで事態が展開しているのだ。
すなわち、この東芝騒動は、
第一幕(既報)として、
①去年の定時株主総会で、東芝経営陣は、一部の株主の議決行使書を無効と扱った。
②これに対し、物言う株主(アクトビスト)は、東芝経営陣に対し、第三者委員会を設置して議決権行使の無効化に不正がなかったかどうかを調査するよう求めた。
③それに対し、経営陣は、東芝内の監査委員会で調査をしたが不正はなかったとの理由で、第三者委員会を立ち上げての調査要求を拒否した。
④そのため、物言う株主は、東芝に対し、不正の有無を調査するための第三者委員会を設置する決議をすることを求めて、臨時株主総会の招集を請求した。
⑤その結果、臨時総会が開かれ、株主の提案が可決され、東芝は第三者委員会を設置して、不正の有無を調査せざるを得ないことになった。
という経過があった。
その後、続報(第二幕)として、
⑥東芝の取締役会では、車谷社長の経営姿勢を問題にするようになった。
⑦一方、車谷社長ら経営陣は、ファンドに話を「持ちかけ」、ファンドから東芝株を買収し東芝株の非公開化する動きが生まれた。
なお、ここで書いた「持ちかけ」は推測ではある。
本日付山陽新聞3面には「持ちかけたとみられる」と書かれているからだ。
⑧このため、東芝の取締役会は、車谷社長の解任動議を提出する動きを見せだした。
⑨そして、本日、車谷社長は辞任の意向を示した。
⑩ 以上が今日の新聞記事だが、その後、車谷社長は、取締役と執行役を自認した。
という事実があった。
続きは、明日書くことにする。