コラム
2021/03/21 ロータリー財団奨学生の脈動感のある文章に驚嘆
2021年3月22日 公開 / 2021年3月31日更新
2021/03/21 ロータリー財団奨学生の脈動感のある文章に驚嘆
ロータリー財団奨学生に応募してくる学生や卒業生を何名か、試験したことがあるが、試験の一つに文章力の試験がある。
その文章には、多くの場合、留学先で学ぶ動機や目的、研究科目の内容などが書かれるが、試験官的存在のガバナーから見ると、ガバナーに専門知識のない分野の文章は、詳しく書かれたものは難解であり、詳しく書かれていない文章は味も面白みもないのが一般的だ。
ところが、中には、私が驚嘆するような優れた文章を書く応募者もいる。
その一人に、オペラ歌手を目指す学生がいた。
「音楽、特に声楽はスポーツである。」と書かれた一文が、彼女の書いた文章の中で目を引いた。
彼女が書いた文章は、冒頭から脈動感があったが、読むに従いそれが強まり、読んでいく私はいつしか、舞台の中央に立って歌うオペラ歌手の姿が彷彿として来、腕の動き、手足の動き、体幹の動き(これらは全てインナーマッスル:身体の深いところに位置する筋肉で深層筋のこと:身体の表面に位置する筋肉すなわちアウターマッスルや表層筋の対立概念)まで感じられるほどの文章であった。
無論、私は、その文章力には満点をつけた。
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