2021/03/05 一に道理、二に公益、私利は小さい
2021/02/03 やがてガバナー制度から、セクションリーダー制度に
RI(国際ロータリー)に2018年7月設置された「未来形成委員会」の存在と審議内容は、3年以上公表されなかったが、昨年12月に公表された。
これによると、まだ確定したものではないが、ガバナー制度はやがては廃止され、それに代わってセクションリーダー制度が誕生するようだ。
すなわち、
①RIは、「地区」制度を廃止し、「地域」制度と「セクション」制度を設ける。
②日本に関していえば、日本にある34の「地区」は廃止され、それに代わって1つの「地域」が設けられ、その中に102の「セクション」が置かれることになる。
③「地域」には、それを統括する「地域カウンシル」1名が置かれ、「セクション」には「セクションリーダー」各1名が置かれる。
③これに伴い、日本には1名の地域カウンシルが置かれ、地区ガバナー(34名)に代わって、セクションリーダー(102名)が置かれる。
④であるから、現在鳥取県、島根県および岡山県にある全RCと全RACを包含した地区(RI第2690地区)はなくなり、これら全RCと全RACは、より細分化されたセクションのいずれかに分けられることになるのだ。(その分、ガバナーの負担は小さくなり、ガバナーのなり手が増え、適任者が得られやすくなると思うので、私としては歓迎したい。)
⑤この組織の変更は、2022年の規定審議会(RIの立法機関)で承認されると、一定期間パイロット地域で試験的な運用がなされ、2030年ころに全世界に導入されるようである。
折から、当地区では、2021-22年度ガバナー、2022-23年度ガバナーそれに2013-24年度ガバナーまでは選出が決まった。それ以後は未定だ。
であるので、ガバナー未定の時期あたりから、ガバナー(やがてはセクションリーダー)の選出基準を見直すのがよいのかも。
【後日追記】
2021/02/09
未来形成委員会の審議内容は、確定的なものではなく、
①ガバナーという名称は残され、
②ロータアクターはロータリアンと同じ立場とはしない
③パイロット地域は 1 つか 2 つにする
④地域カウンスルの権限を明確にする
などを、今後さらにⅠ年間程度時間をかけて審議するとのことである、との情報が入った。
このように、内容は流動的だ。