2020/09/24 平田RC公式訪問記
2021/01/13 呑舟の魚(ドンシュウのウオ)、ただの呑舟の魚にあらず
昨日付けの日本経済新聞の記事「リチウムの次 先陣争い」によれば、米アマゾン・ドット・コムが、カーボンゼロの経済圏づくりに一歩を踏み出した、と報じている。ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は、2040年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすると宣言した模様だ。具体的には、①25年にも再生可能エネルギー100%にすること、②電動配送車10万台も導入すること、③そのために電池関連スタートアップ企業に投資を始めたことなどが報じられている。
他にも、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が設立した基金も、コストがリチウムイオン電池より安い他の元素を使った脱炭素技術を支援しているなどを報じている。
さらにだ。同日受けの同新聞記事「アップルカーが開く未来」によれば、アメリカのアップルが、今年9月に、自動車業界に激震を引き起こす可能性が大きい、電気自動車のアップルカーを発売する予定だとか。
これらの巨大な企業は、呑舟の魚よろしく他の企業をM&Aを手段に飲み込み、肥大化してきたが、このような脱炭素という世界的な課題を解決するために大きく動き出したことは、画期的だ。
呑舟の魚、ただの呑舟の魚にあらずと言うべきか・・・