2020/11/12 ⑫ ポールハリスの来日
2020/08/21 岡山西南RC訪問記 また教えられる
今日は、岡山西南RCへの公式訪問の予定であったが、例会はコロナ禍ゆえに取り止めとなったので、ガバナーと会長・幹事との懇談会のみ行う。
このクラブは、私がガバナー補佐をした2006-07年度、ロータリー財団の補助金を使ったカンボジアでの井戸掘削事業など、グループ内で最も熱心に奉仕活動をするクラブだとの印象をもっている。その後も、県北の子どもたちを海へ誘い、県南の子どもたちを山に誘って交流をする、複数のクラブからなるシャトル計画の中心的なクラブとして活躍した。
そのような奉仕に熱心なクラブではあるが、今年度は、コロナ禍の影響を受け、継続的にしてきた高校生のための就職面接練習会などを中止にし、新たに取り組もうとした「夜間中学問題」も、緒にも付けない状況だという。
しかし、その分、楠本会長は、「ロータリーで学ぼう」をスローガンとして、例会を大切にしたクラブ運営をされている。
週報のページ数が少ないときで4ページ、多いときで8ページもある。
また、例会でのスマイルの数も金額も実に多い。
他クラブ例会へのメークアップツアーの計画もあるとのこと。
まことに例会を重視する姿勢には、頭が下がる思いがした。
なお、岡山西南RCが取り組もうとした「夜間中学」問題とは、昭和20年代初頭以後、生活困窮などの理由で満足な義務教育を受けえていない人たちが、一定程度いることから、遅まきながら、それらの人たちに教育の機会を与えるため、学校を作ろうとする運動をいう。
私は、以前、私のガバナー日記で、我が国には目に一丁字もない人(文盲の人)はいないなど、のんきなことを書いたが、実際には、そうではないことを教えられた。まことに恥ずかしい限りだ。
そこで、その日記部分の「目に一丁字もない人はいない」と書いたところを、「目に一丁字もない人は少ない」と書き直した。
このように教えられることの多いのも、ガバナーの特典かも。