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2020/08/16 ロータリー財団豆知識

2020年8月16日

テーマ:菊池捷男のガバナー日記

コラムカテゴリ:法律関連

2020/08/16 ロータリー財団豆知識

1 創設
1917年に、当時のロータリー会長アーチ・クランフが、世界でよいことをするための基金を設けることを提案し、創設された財団。

2 使命
健康状態の改善、教育への支援および貧困の救済を通じて、世界理解、親善および平和を達成すること

3 基金の使途
①ポリオプラス
ポリオ(急性灰白髄炎)根絶を目指すロータリーのプログラム。
1985年開始。以来20億ドルを超える資金を投入し、約30億人の子どもに予防接種を行う。本日現在ポリオ常在国は、3か国に減っている(2020-21年度に入って2か国に減った)。

②ロータリー平和センター
平和と開発の分野の修士号または専門能力の開発修了証の取得を支援する奨学金プログラム。奨学生は「平和フェロー」と呼ばれる。2002-03年度のプログラム開始以来1300人以上が参加。

③ロータリーの補助金
人々によりよい生活をもたらし、地域社会のために活動するロータリアンを支援するもの。
種類としては、
a 地区補助金―短期、小規模プロジェクトに使用できる補助金
b グローバル補助金― ロータリーの7つの重点分野(20-21年度にの七つ目が追加)に該当し、持続可能かつ測定可能成果をもたらす国際的活動を支援する補助金で、奨学金、職業研究チーム、人道的プロジェクトに使用できる。
なお、7つの重点分野とは、
・平和構築と紛争予防
・疾病予防と治療
・水と衛生
・母子の健康
・基本的教育と識字率向上
・地域社会の経済発展
・環境の保全(2020-21年度に入って追加)

4 寄付金の種類
①年次基金 ― 地元や世界で実施されるプロジェクトを支える資金源になる。
②恒久基金 ― ロータリー財団に継続的な収入をもたらし、将来地元や世界で実施されるプログラムを恒久的に支え、財団の確かな未来を築くための資金
③ポリオプラス基金 ― 子どもたちを生涯ポリオから守るための資金源。なお、この基金については、ポリオ根絶のパートナーであるビル&メリンダ・ゲイツ財団により、会員の寄付額(上限5000万ドル)の2倍の上乗せが約束されている(計1億5000万ドル)
④その他 指定寄附などがある。

(以上は、「2020-21年度ロータリー関連資料」と題する小冊子から抄録引用したもの+2020-21年度に入って実現したもの)

この記事を書いたプロ

菊池捷男

法律相談で悩み解決に導くプロ

菊池捷男(弁護士法人菊池綜合法律事務所)

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