コラム
2020/10/03 七歩の詩の続き
2020年10月3日
2020/10/03 七歩の詩の続き
今日の日記は、2020/09/27 「コンビニエンスストアチェーン経営と七歩の詩」の続きである。
つまり、「ロータリーの友」2020年10月号に書かれた丸谷氏の講演要旨に対する私の感想の続きである。、
私が、この記事の中で目に留めたのは、
(1)丸谷さんがした地域に密着した企業戦略が、一波万波を呼ぶごとく、循環的な経済活動を生み出し、カルビがかつて販売していたポテトチップを復活させるなどのコラボレーション製品(丸谷氏の表現)を生み出したこと、
(2)良質なカラマツ材が他地域で活用されるようになったこと、
(3)パート・アルバイトの募集広告を、効果の少なくなった紙媒体ではなく、ウエブ応募に切り替え、応募者とはすぐ電話対応をできるコールセンターを整えたことから、応募者が希望する時間や職種に合わせた労働契約が結べるようになり、応募も採用もそれまでの1.6倍に増えたこと、
(4)コンビニの一部について元日を休みにしたことで、5億円という売上は得られなくなったが、それ以上の効果が得られたこと、
(5)同社の経営方法の変化として、応募者の声に応え、3時間シフトを設けたことなど
の事実である。
丸谷さんには、これらの貴重なご経験を帰納して、一般的な法則を導きだしていただければ、それが私のいう職業奉仕の実践論としての七歩の詩になるのだが・・・
【言葉の意味】
「帰納」とは、個々の具体的事例から一般に通用するような原理・法則を導き出すこと。(大辞泉)
関連するコラム
- 2021/06/23 ガバナー年度が終わるに当たり 2021-06-23
- 2020/11/08 倉敷南RC創立60周年記念式典に出席して 2020-11-09
- 2021/05/03 ガバナー日記で書きたかった主要点の第2 2021-05-06
- 2021/04/17 インターアクト地区協議会 2021-04-19
- 2020/11/26 リーダーシップは「言葉の力」の鍛錬から 2020-11-26
コラムのテーマ一覧
- 時々のメモ
- コーポレートガバナンス改革
- 企業法務の勘所
- 宅建業法
- 法令満作
- コラム50選
- コロナ禍と企業法務
- 菊池捷男のガバナー日記
- 令和時代の相続法
- 改正相続法の解説
- 相続(その他篇)
- 相続(遺言篇)
- 相続(相続税篇)
- 相続(相続放棄篇)
- 相続(遺産分割篇)
- 相続(遺留分篇)
- 会社法講義
- イラストによる相続法
- 菊池と後藤の会社法
- 会社関係法
- 相続判例法理
- 事業の承継
- 不動産法(売買編まとめ)
- 不動産法(賃貸借編)
- マンション
- 債権法改正と契約実務
- 諺にして学ぶ法
- その他
- 遺言執行者の権限の明確化
- 公用文用語
- 法令用語
- 危機管理
- 大切にしたいもの
- 歴史と偉人と言葉
- 契約書
- 民法雑学
- 民法と税法
- 商取引
- 地方行政
- 建築
- 労働
- 離婚
- 著作権
- 不動産
- 交通事故
- 相続相談
カテゴリから記事を探す
菊池捷男プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。